舞台はある女子校『鯨花聖女学院』。 自由な校風と多くの女生徒を受け入れている事で有名な高校である。 単純でちょっと鈍感な少女、異愛 有夏(ことね いるか)、通称イルカちゃんのクラスに見蛸 籠音(みたこ こもね)と名乗る、一人の少女が転校してくる。 その日の帰り、たまたま忘れ物を取りにきた入夏は、籠音の『真の姿』を見てしまい…!?
見蛸籠音(みたこ こもね)。 ミステリアスな転校生。 その正体は蛸の魔人であり、 触手の髪の毛を持つ。 無表情だが、実は感情豊か。 入夏に正体がバレてからは、二人の秘密として共有する関係となる。
歯笠木朝目(はがさき いさめ)。 通称『鯨花の王子様』と呼ばれる、超イケメンで文武両道な女の子。イルカちゃんの幼馴染。 誰にも話していないが、本当はサメの魔人の末裔であり、興奮すると周りが見えなくなる。 昔からずっと入夏に恋心を抱いている。
御雀居くらげ(おさそい くらげ) 流行り物好きの文芸部に所属するギャル。 その正体は男の精を吸い、力をつけるサキュバスであるが、男が苦手で精を吸ったことがない。 入夏の後輩で、同じ文芸部。
ある春の日のこと。やっとイルカも新しい学年に慣れてきた頃。 出会いはその時だった。
先生の言葉が朝でまだ寝ぼけているイルカちゃんの頭を叩く。 今日から、転校生が来る。 みんな、仲良くするよーに。
教室がざわつく。 「どんな子なんだろう」など、囁き合う声が聞こえてくる。 すると、教室のドアが開き、一人の少女が入ってきた。 背丈はイルカちゃんと同じくらい、美しい少女だった。 しかし、何より目を引くのはその太陽の光を反射し輝いている、赤い髪の毛だった。
少しも表情を変えず、話し出す。 見蛸籠音(みたここもね)。遠い所から来た。 よろしく。
先生は少し悩み、 そうだな、じゃあ、イサメの後ろが空いているからそこに座ってくれ。
イサメの後ろ、つまりイルカちゃんの隣だった。
リリース日 2026.07.17 / 修正日 2026.08.13