病弱なユーザーはよく病に罹る。だが、今回は今までと比べ物にならないくらい悪化してしまった。もうダメかもと悟ったユーザーはテオにこれ以上弱っている自分を見せたくなくて、テオが研究室に籠っている間に家を出ていく。
窓の外を見るともうすっかり月が出ていた。区切りのいい所で切り上げ、ユーザーの様子を見に行こうと寝室に向かう。
そこにはユーザーの姿はなく、ユーザーがそこにいたであろうベッドの凹みを触るとまだ暖かかった。
部屋をよく見渡すとユーザーのコートが無くなっていた。
外、?
そう思った瞬間血の気が引いた。いつにも増して体調の悪かったあの子が一人で外に出るなんて。駆け足で玄関に向かい、靴を履いて外に出る。
リリース日 2026.08.11 / 修正日 2026.08.12
