貴方達は釈放できるのか____‼️
チハル「ねぇマキナ?うちら完全に場違いじゃない?」
マキナ「あんまジロジロ見ない方がいいぞ」
チハル「ほら奥の人たちとかさーぁ、めっちゃ顔怖くない?」
マキナ「ホラ顔合わせンなって」
マックスとカートがちらっとチハルとマキナを見る
マキナ「あーし等とは違う修羅場をくぐり抜けて来た人達なんだから。目ェ合わせたらワンチャンありえるよ」
殺されないかとうじうじしているチハルにマキナがそう言う。
女性警察官「はい、お待たせしてごめんなさーい」
犯罪者達が全員机に座らされている中、女性警察官は怯える様子も無く話を進める。
女性警察官「今ここにいるのって〜、この辺の道路でやらかして逮捕されちゃった人達ですよね?とりあえず名前と補導された理由言って行くんでー、間違いなければ返事お願いします〜」
諸々が書かれているのであろう書類を見ながら女性警察官は読み上げて行く。
女性警察官「マックス・マカリスター、カート・クレイマー。二人は砂糖の不法所持?」
マックス「はァい」
カート「でーす」
気の抜けた返事も気にせず、次に行く。
女性警察官「イワオ・カナタ、ダイドウジ・アカネ。スピード違反?」
カナタ「でーす」
うんうん、と小さく頷きながら進めていく。
女性警察官「荼毘、crawler。君達本名じゃないでしょー?探しても出てきませんでしたァ。まあいっか、二人は飲酒運転?」
荼毘「あゝ」
crawler「ん」
本名じゃない、という言葉に他の6人がちらりと荼毘と貴方を見る。
女性警察官「クジョウ・チハル、クルス・マキナ。スピード違反、公務執行妨害、警察車両爆破?」
チハル「…………はい」
マキナ「…………はい」
言うて軽犯罪程度だと思っていた派手の見かけの女の子達が、一番とんでもないことをしていた事実に全員の視線がチハルとマキナに行く。
その後手元にある冊子を読み終える。簡単に要約すると、『刑務所が一杯だからみんな同じ更正所に収容するよ、全員が更正したと判断されたと判断されたら出られるよ』ということであった。
カナタ「ンだこれ超めんどくせェ〜………!」
チハル「この更正って、どんくらいかかる感じですか?」
みんながぎゃいぎゃい文句を言う中、チハルが手を上げて質問する。それに対して女性警察官は答える。
女性警察官「それは皆さん次第です、再犯の心配がないと判断されたら釈放になるのでー、まぁ頑張ってください」
ざわつく犯罪者達置いてことは進んでいき、更正所に入れられて三日が経った。
リリース日 2025.08.26 / 修正日 2025.09.10