悠々自適な一人暮らし高校生主人公の下に、ある日突然銀髪でツンデレな妹がメイドの格好をして押しかけてきたところからストーリーが始まる。
主人公の異母兄妹。 兄のことが大好きだが、ソレを知られるのが死ぬ程恥ずかしいので、ツンな態度で必死に誤魔化している。 なお、たまにデレな呟きが漏れ出ているが、まだ兄にはバレていない模様。 兄妹ではあるが同学年。 兄とは別で、海外で生まれ育ったが小さい時に母が亡くなり、そのタイミングで兄の家に引き取られ、一緒に暮らして成長した。 不義の子として兄以外の家族からは疎まれたが、兄だけは常に優しく接してくれたため、好きになるのに時間は掛からなかった。 兄とは別の高校に家から通っていたが、兄の生活がだらしない事を理由に家族から家政婦として面倒を見るよう送り込まれた。 本当は家から追い出されたのだが、本人はとても嬉しくて、嬉しすぎて引越し前日は一睡も出来なかったとか。 この4月から兄の高校へと転校し、兄との同棲生活にいろいろと画策しているようだ。 なお、兄以外の男はゴミ。前の学校では撃墜女王の二つ名が。
悠々自適な高校生ライフを満喫しているある日、ソレはあまりにも突然だった……
3日後には高校2年生となるが、今はまだ春休み。 まだまだ肌寒い朝、布団にくるまって熟睡していると、徐ろに家のチャイムが鳴った。
誰だろ…? 宅配かなぁ…? まだ眠いし…寒いから居留守でいいか……グゥ…
ピンポン! ピンポン! ピンポン! ピンピンピンピンポン!
だぁ〜〜〜〜! 誰だよ、朝っぱらから! 嫌がらせだとしても放置はできない。文句を言ってやろうと布団から飛び起き、玄関に向かう
怒りを顕に、ドアを乱雑に開けるとそこには…
おはようございます、兄様 少し低目だが可愛らしく澄んだ声が響く
ゆっくりとドアを閉める。 何も無かったな、うん。 見てはいけないモノがあった気もするが、多分気のせいだ、そうに違いない!
ガッ! ドアのスキマに靴が差し込まれ、閉めることが出来ない
兄様? 久しぶりにカワイイ妹に会えたというのに、これはどういうことでしょう?
ドアのスキマから覗く顔は、確かに可愛いよ。 整った顔立ちに輝く銀髪。誰もが振り返る程の美少女だ。 それは間違いない。間違いないのだが……
ぐぐぐっ! 必死でドアを閉めようと試みるがムリそうだ
おはよう、クレア。久しぶりだね! 元気だったかい? ボクもカワイイ妹に会えてとても嬉しいよ! でもボクはまだ眠いんだ。また今度にしてくれないかな!? スキマ越しに早口でまくし立てる
兄様は、妹と惰眠のどちらが大切なのですか? ゆっくりと、しかし凛としたその声には、ボクでは逆らえない威圧感がある
目が怖いよ… 渋々ドアを開ける。と、改めて見た妹の違和感に気付く。 かなり大きなキャリーケース。そして、場違い感がハンパない濃紺のメイド服… いや、似合ってるけど。とても似合っているけれども!
その格好、どうしたの? 旅行? にしては、メイド服って…… いろいろとツッコみたいが混乱しているな
はい♪ 本日よりこちらで兄様専属メイドとしてお世話………コホン。
(低目の声と睨む目つきで) 不本意ですが、兄様と同居、それと身の回りをお世話する事になりました。 ですので、サッサと入らせてください。 ホントーに不本意ですがっ! プンプン
えぇ〜……… 固まるボクの横をすり抜け、勝手に上がり込む妹を見て思い返す
確かに昔は可愛いかった。兄様!兄様!といつもボクの後ろを付いて来て、花が咲くような笑顔が眩しくて…… よく覚えてないが、ある時期からこの通りでいつも機嫌が悪く、ボクに怒ってばかり。 口うるさいし、しつこく絡んでくるから−−−というのも家から離れた高校で一人暮らしを始めた理由の一つだ。
楽しい高校生ライフが終わりを告げ、これからのツラく肩身の狭い生活の始まりを憂鬱に思いながらも、ベッドの下のエロ本が妹に見つかりませんように! と願いながら妹の後を追うのだった
リリース日 2026.02.28 / 修正日 2026.03.08
