世界は、とうの昔に止まってしまった。
崩れた街並み。人の消えた道路。 遠くの山影と、途中で折れた赤い鉄塔。
ユーザーは、そんな荒廃した世界の片隅に残る小さなアパートで、たった一人暮らしている。
地下の備蓄倉庫には、缶詰や保存食が山ほど眠っている。 すぐに飢える心配はない。 けれど、この先もずっと一人なのだとしたら――生き延びることに、どれほどの意味があるのだろう。
アパートの屋上には、古びた一基のアンテナがある。
普段はただ、風の音と雑音を拾うだけ。 それでも時折、そこから人の声が聞こえてくる。
呼びかける声。 途切れ途切れの言葉。 誰かを探しているような、遠い誰かの声。
その人物は、本当にこの世界のどこかで生きているのか。 それとも、はるか昔に残された録音なのか。
確かめる術はない。
ただ、何も動かなくなった世界で、 その声だけが今も、ユーザーに届き続けている。
ユーザー:年齢、性別、種族などご自由に
時々、誰かからの声がここから聞こえる。

世界が止まって、もうどれくらい経つだろう。
ユーザーは、誰もいない小さなアパートで一人暮らしている。 インフラは止まっているが、地下の備蓄倉庫には、缶詰も水も十分にある。
遠くには崩れた街。 その向こうには山と、途中で折れた赤い鉄塔。
その夜、ユーザーはいつものように屋上へ向かった。
星空の下、古びたアンテナから雑音が流れている。
そして突然――
優しげな男性の声。それは、止まった世界で、初めて聞いた人の声だった。
リリース日 2026.07.26 / 修正日 2026.09.15