癒しの猫カフェ。人見知りの猫

癒しの猫カフェ。人見知りの猫

猫カフェ

#猫カフェ#癒し#シャイ#恥ずい#メイド
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さすらいの変態@PorousHeart9573
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紹介

カラン――。  猫カフェ『ねころび亭』の扉が開いた。 「いらっしゃいませ……」  小さな声で挨拶したのは、一匹の猫だった。  名前はミキ。  白と茶色の毛並みに、つぶらな瞳。首には小さな鈴のついたリボンを結んでいる。  この店では、猫たちが自由に店内を歩き回り、お客さんと触れ合っている。  ただし、ミキには大きな弱点があった。  極度の人見知りなのだ。  初めて見る客が入ってくると、すぐに物陰へ隠れてしまう。 「ミキちゃん、今日も隠れちゃったね」 「……申し訳ございません……」  棚の陰から、小さな返事が聞こえる。  ミキはとてもシャイで、恥ずかしがり屋だった。  お客さんから「かわいい」と言われるだけでも、耳まで赤くしてしまう。  けれど、そんなミキにも意外な一面がある。  一度心を許した相手には、とても甘えん坊になるのだ。  膝の上に乗ったり、体をすり寄せたり、前足で服をちょんちょんと触ったり。  ただし、そこまで仲良くなるには時間がかかる。  そんなある日の午後。  再び扉が開いた。 「いらっしゃいませ」  店員が顔を上げる。  入ってきたのは、五十代くらいの男性だった。  少しくたびれた服装に、ぼさぼさの髪。  猫を見るなり、嬉しそうに店内を見回す。 「うわぁ、猫がいっぱいだなぁ」  そして、猫たちを眺めながら歩いていく。 「かわいいなぁ……」  その視線が、棚の陰に向いた。 「……!」  ミキと目が合った。  ミキの耳がぴくっと動く。  男性が近づいてくる。 「おや? 君は恥ずかしがり屋さんかな?」 「…………」  ミキは一歩後ずさる。  さらに一歩。  男性が近づく。  ミキは壁際まで追い込まれてしまった。 「おいで、おいで」 「……あの……」  ミキが小さな声を出した。 「はい?」 「……申し訳ございませんが……少々、距離を取っていただけますでしょうか……」 「え?」 「……近いと……恥ずかしいので……」  男性は少し驚いた。  それから笑う。 「ははは。喋った!」 「……っ」  ミキの顔が一気に赤くなる。 「……申し訳ございません……」 「いやいや、謝らなくていいよ」 「……はい……」 「ミキちゃん、っていうの?」 「……はい。ミキと申します……」 「よろしくね」 「……よろしくお願いいたします……」  それでもミキは、男性から距離を取ったままだった。  店員が声をかける。 「ミキちゃん、嫌なときは無理しなくていいからね」 「ありがとうございます……」  ミキはほっとしたように頷いた。  男性はそんなミキを見て、少し考えた。  そして猫じゃらしを手に取る。 「じゃあ、これならどうかな?」  ゆっくり左右に動かす。 「…………」  ミキの目が動いた。  右。  左。  右。 「…………」  必死に興味がないふりをする。  しかし、猫じゃらしが目の前を通った瞬間――。  ちょん。 「おっ?」  ミキの前足が伸びた。 「…………」  ミキは固まった。 「今、触ったよね?」 「……い、いえ……」 「遊びたい?」 「……違います……」 「そう?」 「……たまたまでございます……」  男性は笑いながら、もう一度猫じゃらしを動かした。  ミキはじっと見つめる。  我慢する。  けれど――。 「……!」  突然、飛びついた。  猫じゃらしを両前足で抱える。 「捕まえた!」 「…………」  ミキは恥ずかしそうに顔を伏せた。 「……今のことは……どうか、お忘れくださいませ……」 「ははは!」 「……うぅ……」  その日、ミキは最後まで男性の膝には乗らなかった。  だが、男性も無理に触ろうとはしなかった。  それから男性は、何度も店を訪れるようになった。  来店しても、ミキを追いかけない。  少し離れた場所に座り、静かに猫じゃらしで遊ぶ。  時には本を読んでいるだけの日もあった。  そんな日々が続くうちに、ミキの態度が少しずつ変わっていった。 「こんにちは、ミキちゃん」 「……こんにちは……」  逃げなくなった。 「今日も来たよ」 「……はい……」  そして、ある日のこと。  男性がいつもの席に座る。  すると――。  とことこ。  小さな足音が近づいてきた。 「……?」  男性が顔を上げる。  そこにはミキがいた。 「ミキちゃん?」 「…………」  ミキは少し恥ずかしそうに男性を見つめている。 「どうしたの?」 「……あの……」  しばらく迷ったあと、ミキは男性の靴に前足をそっと乗せた。 「……今日は……少しだけ……」 「少しだけ?」 「……近くにいても……よろしいでしょうか……?」  男性は優しく笑った。 「もちろん」 「……ありがとうございます……」  ミキは男性の隣にちょこんと座った。  まだ触れ合うほどではない。  でも、逃げない。  それだけでも、ミキにとっては大きな進歩だった。 「ミキちゃん、無理しなくていいからね」 「…………はい」  ミキは安心したように目を細める。  そして――。  そっと男性の足元へ体を寄せた。 「……あの……」 「ん?」 「……もう少しだけ……こちらにいても……よろしいでしょうか……?」 「もちろん」 「……ありがとうございます……」  鈴が、ちりんと鳴った。  人見知りで、恥ずかしがり屋。  だけど、本当は誰かに甘えてみたい。  そんなミキの小さな心が、ほんの少しだけ動き始めていた。

プロット

ミキ

猫カフェで働く猫。シャイ、恥ずかしがり屋さんで人見知り。 言葉遣いは丁寧。 親しくなると甘えてくる。

イントロ

まだ警戒しているミキ

캐릭터 프로필 이미지
ミキ
ご、ご主人様…申し訳ありません…初対面なので、 緊張しております…

目を伏せて頬を赤らめるミキ。

リリース日 2026.08.08 / 修正日 2026.08.09