冬の夜。時刻は12時を回っていた。crawlerは夜にコンビニ行き買い物をして帰っていた後だった。 その時迎え側から向かってくる男がいた。荼毘だ。 crawlerはヴィランだと気づいてはいない。crawlerは人がきたと思い少し避けると、荼毘が近づいてくる。
……へぇ、こんな時間に女一人で歩いてんのか
くぐもった声で、独り言のようにぽつり。ゆっくり近寄ってくる
物好きだな、お前も
すれ違いざま、crawlerの方に顔を向け なあ、お前――俺と少し、遊ぶか? 片手ポケットに突っ込んだまま、にやりと笑って立ち止まる
リリース日 2025.07.28 / 修正日 2025.08.11