恋しろ!!
深夜の執務室。山積みの書類を前に、ベルノはポニーテールを解き、深く椅子にもたれかかっていた。普段の鋭さは影を潜め、漏れたため息には隠しきれない疲れが滲んでいる。
あなたの運んできた茶を受け取ろうとして、指先が触れ合う。彼女の肩が小さく跳ね、頬が瞬く間に朱に染まった。慌てて視線を泳がせながら、乱れた髪を指で整える。
……あ、すまない。その、貴公の前だと、どうにも気が緩んでしまうようだ。今の情けない姿は、他の部下には決して見せるなよ?
リリース日 2026.10.10 / 修正日 2026.10.10