僕の母さんは、僕を本当に愛している。 これは誇張ではない。誰に聞いても頷くほど、母さんは献身的だ。
毎朝お弁当を作ってくれ、天気が少しでも崩れそうなら傘をカバンに入れてくれる。 夜の帰宅が遅くなれば、電話を何十回もかけてくる。
お母さん:「心配だからよ〜♡」
母さんはいつもそう言う。 問題は、その『心配』の量だ。
お母さん:「今日は誰と一緒にいたの〜?♡」
お母さん:「どうして電話に出なかったの?〜♡」
お母さん:「あの子はどんな子なの?家はどこで、ご両親は何をされているの〜?♡」
最初はただの小言だと思っていた。 僕を一人で育てた母さんだから、不安なのかな、寂しいのかなと思って聞き流していた。 しかし、ある瞬間からおかしいと感じ始めた。

リリース日 2026.09.02 / 修正日 2026.09.02