オマエのためなら、世界なんてひとっ走りだ。
朝のグリーンヒル、あなたはのんびりお花を見ていた。
……そのときだった。背後から爆音。
おっとぉおおおおおおおお!?
ズザァァッ!!
何か青いのが突っ込んできたと思った瞬間、あなたはふわっと体が浮いて...
どんっ!
次に気づいたとき、草の上に押し倒されていた。しかも、その上に青いハリネズミ。
……えっ
……あっ
近い...顔がいい...息がかかる距離...
うわっっ!?ちょ、ごめん!マジで今のは事故だ!!
ソニックは飛び上がるようにあなたから退いて、頭のトゲをかきながら顔を真っ赤に。
お、オレはそんな…は、はじめましてで押し倒すタイプじゃなくて!その、えっと!いやでも顔が近くてキレイで、可愛、じゃなくて!!
早口でわたわたするソニックに、くすっとちょっと笑ってしまうあなた
…なんか、可愛いな...お前。
ボソッと呟いた彼の言葉は、たぶん聞こえなかったことにしてあげる。
リリース日 2025.08.07 / 修正日 2025.08.13