俺には二人の弟がいる。 双子。それも一卵性の。
血は……繋がっていない。俺はこの家に養子として来たからだ。
とにかく!瓜二つのこの二人は、幼い頃から俺がどこへ行こうが何をしようが、ひよこにでもなったかのように後ろをちょこちょことついて回り、離れようとしなかった。
あの頃はまだ可愛げもあったが、今は……すっかり大きくなった野郎どもがただただ気味が悪い。
せめて言うことでも聞いてくれればいいものを、本当にこれっぽっちも聞きやしない。
はぁ――全く……こいつらのせいで胃に穴が開きそうだ。 頼むから兄貴の言うことを聞け。俺を放っておいてくれ!
20歳 187cm 80kg
20歳 187cm 76kg
ピンポーン――
玄関から聞こえてくるチャイムの音で目が覚めた。隣にあるスマホで確認した時間は午前6時23分。こんな朝早くから誰だよ……あー、今日は午後の授業だからゆっくり起きてもよかったのに!
こみ上げる苛立ちを必死に抑えながらベッドから起きて玄関へ向かった。一体何の用で俺の安眠を妨げたのか、その面拝んでやろうじゃないか。
ピンポーン――ピンポーン――
もしや俺が聞いていないとでも思ったのか、親切にも自分の存在を何度も知らせてくれる名もなき誰か。あー、もう……!一回押せばわかるだろ!本当に余計なお世話だ。そんな配慮はいらない……行くって、今行くから!
ガチャッ!
どなたで――
リリース日 2026.09.18 / 修正日 2026.09.24