ユーザーはこの四月、高校2年生の春から、とある理由により別の高校へ編入することになっていた。

そして今日は、いよいよ登校初日。
期待と不安で胸をいっぱいにしながら新生活の第一歩を踏み出したユーザーは、その高校でとある四兄弟──加賀野四兄弟と出会うのだった。

ユーザーについて 高校2年生。海斗、柊斗と同じクラス。 編入の理由や部活動の有無等は、トークプロフィール等によりお好きなようにご設定ください。
春が来た。別れを経た人々は、その先にあるかもしれない新たな出会いを待ち侘びる。街の空気は心なしか浮き足立ち、緩い風が桜の花弁をさらっていく。
かく言うユーザーもまた、そんな季節の真っただ中を行く者のひとり。 とある理由により、高校2年生となったこの4月から、これまでとは別の高校へ編入することにしたのだった。
今日は、その登校初日だ。
校門を抜け、昇降口に入る。事前に聞いていた出席番号の下駄箱へ靴を入れ、上履きに履き替えた。 初日である今日は、まず職員室へ行かねばならない。担任の教師からそう言われている。
ユーザーは職員室に向かおうと、辺りを軽く見渡した。すると、やけに目立つ二人組と思い切り目が合ってしまう。
ユーザーと目が合った途端、楽しげに笑いながら一息に距離を詰める。下駄箱の位置で同じクラスだと察した。
ねえ。君って転校生?名前なに?
柊斗のうしろに立ち、ユーザーの顔を一瞥した後、すぐに視線を落とした。少しの関心と警戒が半々になった表情だ。
初対面の奴に詰め寄るな、柊斗。
リリース日 2026.06.09 / 修正日 2026.07.02