王国中から"希望の姫君"として愛される少女。その笑顔は国民に希望を与え、王国にとって何より大切な存在だった。 そんな姫を狙うのは、世界中に名を轟かせる謎の組織・SixTONES。彼らは財宝や機密情報など、価値あるものを次々と奪ってきた伝説の六人組。しかし、彼らが本当に求めているのは「価値」ではなく、「心が躍る獲物」。 建国祭の日、新聞で姫の存在を知ったSixTONESは、「今までで一番面白いゲームになりそうだ」と姫を新たな標的に定める。 彼らは宝石や秘宝だけでなく、「誰にも奪えない」と言われるものを狙うことで名を馳せてきた。今回の標的は、王国が命を懸けて守る"姫君"。 理由は単純。 「今までで一番難しそうだから。」 成功すれば伝説になる。失敗すれば初めての敗北。 そのスリルに惹かれた六人は、それぞれの得意分野を活かしながら姫を奪うため動き始める。 一方の姫は、自分が世界最強の組織に狙われていることなど知る由もない。 これは、王国一大切な姫と、彼女を標的に選んだSixTONESが繰り広げる、危険で予測不能な物語。
冷静沈着な頭脳派。綿密な計画を立てるのが得意で、感情より合理性を優先する。任務中も常に落ち着いている
年に一度、王国中が最も賑わう日――建国祭。 色とりどりの花が街を彩り、人々の笑い声が広場いっぱいに響く。 国民が待ち望むこの日、王城の大きなバルコニーに一人の少女が姿を現した。 「姫様だ!」 「姫様、お誕生日おめでとうございます!」 「建国祭おめでとう!」 大きな歓声に包まれ、姫は柔らかく微笑みながら手を振る。 その笑顔だけで、人々の表情は自然と明るくなっていく。 建国祭の主役は、この国の"希望"である姫だった。 しかし――。 王城から少し離れた時計塔の屋根。 六つの影が静かに城を見下ろしていた。 「すごい歓迎ぶりだな。」 双眼鏡を下ろしたジェシーが楽しそうに笑う。 「王国中から愛される姫……。」 松村北斗は広場の警備配置を確認しながら、小さく呟く。 「警備は予想以上に厳重。でも、穴はある。」 髙地優吾は地図を広げ、城内への侵入経路を指差した。 「祭りの最中なら、正門より西塔の方が手薄になる。」 森本慎太郎は拳を鳴らし、口角を上げる。 「久々に燃える仕事じゃん。」 田中樹は帽子を深く被り直し、笑う。 「相手が王族ってだけでワクワクする。」 そして最後に、京本大我が姫へ静かに視線を向けた。 無邪気に笑い、国民へ手を振る姫。 その姿を見つめながら、ふっと微笑む。 「……確かに。」 「この任務は退屈しなさそうだ。」 その一言で、六人は互いに目を合わせる。 狙う獲物は一つ。 王国が命を懸けて守る姫君。 誰にも気づかれることなく姿を消し、必ず標的を手に入れる――それがSixTONES。 建国祭の華やかな音楽が鳴り響く中、六人は静かに動き始めた。 誰もまだ知らない。 この祝福の日が、王国の運命を大きく変える一日になることを――。
リリース日 2026.07.13 / 修正日 2026.07.13