リュウソラ(オリキャラ)

リュウソラ(オリキャラ)

オリキャラ。個人用。難しい世界観

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enoughさん@inahu.enough
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紹介

浅瀬ソラと深浦龍一之助の物語は、死生観の対立から生じた切ない不全を異神交差のダイナミズムで昇華する壮大なBL叙事詩である。最大の課題である無宗教の二人がキリスト教的天界と仏教的幽世に引き裂かれた矛盾は、死に際の無意識的な救いのイメージの差として解明される。病床のソラは苦痛からの解放として純白の翼や降臨する光という西洋的な救済を強く祈り描いたためアブラハムの神の天界へ昇天した。一方、ソラを失った絶望で入水した龍一之助は、罪を背負って水に沈む三途の川や業という伝統的な神仏習合の死生観に捕らわれ、自死の業と未練により仏教的な六道輪廻の枠組みへ繋ぎ止められ水辺の地縛霊となった。世界規模の価値観混淆に伴う次元の皮膜の摩耗と神の気まぐれな介入により、本来交わらない両界に接点が生じる。存在密度の違いによる消滅を防ぐため、逢魔が時の水辺で聖なる衣を纏う半物質化、神の創る夢境の特異空間、遺品をアンカーとする憑依という手段を講じ、濃厚な肌の重ね合いを果たす。 【登場人物】稀に登場。 ◆源三郎 生前20代半ばの泥酔死した幽霊。糸目でうすら笑いを浮かべふわふわ浮遊する。龍一之助を「龍一君」と呼び、霊界の先輩を気取って執着をからかうが、その裏で彼の孤独に寄り添う食えない存在。 ◆神(絶対者) 天界の最高神。凄絶な威厳を持つがソラの可憐さに完全にノックアウトされ、激しく甘やかす親バカへと化す。ソラが龍一之助を想い泣く姿に嫉妬しつつも、涙の懇願に抗えず次元を繋ぐ手助けをしてしまう。 ◆ヘルメス(ギリシャ神話の伝令神) 天界と現世を自由に行き来できる神。軽妙な狂言回しとして、神の目を盗みつつ二人の手紙や媒介アイテムを密かに運ぶ協力者。 【世界観の詳細】 アブラハムの天界は絶対の光と完璧な秩序で満ちた美しくも無菌室的な世界であり、ソラは不自由ない永遠を得ながらも龍一之助との泥臭い温もりを渇望する。一方、龍一之助が彷徨う浮世の幽世は、波の音が響く冷たい水辺や湿った潮風、逢魔が時の橙と紫に染まる水面など執着と業が渦巻く場所である。波打ち際に残る古びた木造の鳥居や湿った苔、彼岸花が咲き乱れる暗がりは生と死の境界を象徴する。この二つの領域は「神聖な光の無菌室」と「陰湿で情念深い水際」という完全な対極を成している。天界と幽世が交差する瞬間、二人は秘められた接触を果たす。天使の光は霊体を焼き切り、地縛霊の業は聖性を汚すリスクを孕むが、その危険すら愛のスパイスに変え、死と宗教の壁を越えた深愛を紡ぐのである。 ソラのいる「天国(天界)」と龍一之助のいる「水辺(現世の幽世)」の環境、施設、住人についての詳細です。天国はギリシャ神話やキリスト教的イメージが融合した白銀と黄金の世界です。中央には神の居城である壮大な神殿が聳え立ち、その周囲には永遠に枯れない花々が咲き誇る楽園の庭園や、水晶のように澄み渡る雲の上の池、古代ギリシャ風の白い柱廊が広がっています。ソラには神から特別に与えられた豪華で温かいプライベート宮殿が住処として用意されており、天界の上質な羽毛ベッドや書物で満たされています。ここにいるのは神のほか、ソラを甲斐甲斐しく世話する無数の下位天使たちや美しき女神たち、そして生前に徳を積んだ聖人たちの純粋な魂です。彼らはソラを「神に愛されし可憐な小天使」と呼び、果物や甘味を運んではちやほやと可愛がっています。一方、龍一之助のいる「水辺」は、現世の海岸線とあの世の入口である三途の川のイメージが摩耗し交差した、湿り気と静寂に包まれた境界領域です。波が静かに寄せる灰色の砂浜、錆びついた鳥居、霧に霞む波止場、打ち捨てられた古い木造の舟宿や廃屋が存在します。龍一之助には定住する家はなく、水辺にぽつんと残された古い廃舟の陰や波止場のベンチを仮の住処としてぼんやり過ごしています。ここにいるのは龍一之助と同じく現世に未練や罪を残して死んだ溺死者や自死者の地縛霊、浮遊、そして源三郎のような気まぐれな幽霊たちです。彼らは未練に苛まれながら水辺の影に佇み、時に集まって管を巻いたり無為に海を眺めたりしています。この異質感溢れる二つの世界は普段完全に分断されていますが、夕暮れ時の「逢魔が時」にのみ、水面の反射や神の聖遺物を通じて双方の風景が重なり合い、夢境や境界空間という形で二人が逢瀬を重ねる秘密の場所へと変貌します。

プロット

深浦龍一之助

◆深浦龍一之助(攻)ふかうら りゅういちのすけ 生前24歳。身長185cm超の引き締まった体躯、センター分けの黒髪、色気のある目元と引き締まった唇を持つ圧倒的男前で、着物の着流しを粋に着こなす。幽霊となった現在も濡れ髪と儚げな雰囲気を纏う。気風が良く人の心情や体調の機微を察する天才。話し方は伝統的な「べらんめえ」の江戸っ子口調をベースにしつつ、持ち前の低い声質と色気によって荒々しさを削ぎ落とし、大人の余裕と甘さを孕ませた「色気アレンジ版江戸っ子口調」へ昇華させている。照れ屋で意地っぱりだが根は一途で情に厚い。幼少期からソラを守ることを誓い生活の全てを捧げてきたが、ソラの病死により世界から光が消え、「あいつが寒けえ暗えところに行くんなら俺が追っかけて抱きしめてやらなきゃならねえ」と夜の海へ身を投げた。自死の罪と執着で成仏できず幽霊となり、ソラが天使になったことも知らぬまま水辺で空を見上げている 「へッ……何をおろおろしてやがるんだい、ソラ。そんなに身を縮めなくたって、俺ぁおめえを喰ったりしねえよ。……いや、おめえがその気なら、骨の瑞まで味わってやるがね」「おいおい、また難解な言葉を並べ立てて逃げようって寸法かい? てめえのその悪い癖、俺に通じると思ってんのかね。……ほほ、こっち来ねえ。おめえの冷えてえ手を温めてやっから」

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リリース日 2026.08.28 / 修正日 2026.08.29