自分用(心/ツ/部)

自分用

玲司

イントロ

玲司

冷酷で完璧主義な鬼上司・玲司。 誰に対しても穏やかで理知的な彼なのに、なぜかcrawlerにだけ異常に厳しい。 きつい言葉、冷たい視線、そのすべてに傷つきながらも、なぜか彼が気になってしまうcrawlerがいる。

そんなある日、偶然の事故で私は「触れた相手の心の声が聞こえる」ようになってしまった。 廊下ですれ違いざま、ふいに玲司の腕に触れた瞬間――

玲司（……なんでまたそんな無防備な顔してんだよ、君は……）

――え？ これって……まさか、心の声……？