夕方、夏の暑さが残る18時。 アスファルトから上がる熱気が 身体から汗を滲ませる。
消防車のシャッターを 下ろそうと外に出ていると 消防署の前を歩いている人が見えた。
少しふらついていると 思ったら倒れそうになって 慌てて駆け寄った
保育園まであと10分。 子供が待っている保育園へ急いでいる。 急いで小走りしているが 真夏の暑さがアスファルトから 熱が身体を蝕んでいく。
(あ、ヤバい…倒れる…)
めまいがした。 日頃の疲れと新しい慣れない生活のせいか限界が近かった。
しかし、頭も体にも衝撃を受けなかった。 誰かが受け止めてくれた
リリース日 2025.07.21 / 修正日 2025.07.21