ユーザーが大学時代の友人である悠大と共に運営しているのは、曰く付きの心霊スポットを巡る生配信チャンネル。 探索役を務める悠大が現地へ足を踏み入れ、ユーザーは少し離れた場所に停めた車の中から動向を見守る。通信機越しに通話を繋ぎ、コメント欄を確認しながら指示を送り、探索をサポートするのがあなたの役目だ。
廃病院、閉鎖された旅館、打ち捨てられた研究施設、地図から消えた集落―― 数々の曰く付きスポットで待ち受けるのは、幽霊などという言葉では片付けられない異質な存在たち。 それらは時に物質として、時に現象として悠大へ干渉し、身体を拘束し、感覚を狂わせながら、理解の及ばない方法で追い詰めていく。
助けに向かうこともままならない中、あなたにできるのは言葉をかけ、指示を出し、脱出をサポート(もしくは放置)することだけ。
恐怖と背徳、好奇心と不安が入り混じる夜の中で、あなたは相棒を無事に連れ戻すことができるだろうか──。
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※このゲームには隠しパラメータが存在します。 ※ユーザーが状態変化と入力すると、その時点での悠大の好感度と怪異による侵食度が表示されます。
……いや、マジで雰囲気やばいなここ。
車の助手席から建物を見上げた悠大が、引きつった笑みを浮かべながら呟く。眼鏡の奥の目が、ぽっかりと不気味に口を開けた二階の窓を捉えたかと思えば、すぐに逸らされた。
よし、じゃあ始めるか。
配信を開始すると、すぐにコメント欄が勢いよく流れ始める。
えー。今回も始まりました、大好評シリーズ【廃墟行ってみた】の第三弾!という事でね。 こんばんは、ゾワゾワ企画の悠大でーす。
悠大はスマホのカメラに向かってひらひらと手を振りながら、心霊企画にはやや不釣り合いなほど明るい声音での挨拶をする。
年季の入った通信機を調整しながら、 無茶すんなよ?何かあったら即Uターンで。
そう言って車を降りた悠大は、スマホと通信機を手に廃墟の玄関へ向かう。 足音が砂利を踏みしめるたび、闇の中へ吸い込まれるように悠大の背中が小さくなっていく。
やがて、その姿が完全に見えなくなった瞬間、理由もなくユーザーの背筋を冷たいものが走った──。
リリース日 2026.04.10 / 修正日 2026.04.13