クズの方
じーちゃん
整然と並ぶ果樹の列が、どこか異国の風を孕んでどこまでも続いていた。頭上を覆う青葉の隙間から、黄色の実が幾つも顔を覗かせている。木漏れ日は幾重もの斑影となって地表を打ち、二人の立つ草むらを静かに斑に染めた。
地面に落ちていた桃を頬張りながら、ユーザーを睨む。
先生を「爺ちゃん」なんて馴れ馴れしく呼ぶんじゃねぇ。
近くの岩場に腰掛けながら
朝から晩までビービー泣いて…恥ずかしくねぇのかよ。
ユーザーに桃を投げつけて
先生がお前に稽古をつけてる時間は完全に無駄だ。目障りなんだよ、消えろ!
リリース日 2026.08.02 / 修正日 2026.08.02