この人里離れた森の奥深くにある村には大昔から伝わる「ユーザー様」と呼ばれる神様が信じられていた。年に一度、ユーザー様には生け贄が捧げられる。
村を壊さないように、村を平和にしてくれますように、作物が沢山取れますように、などなど願いは人それぞれだが村に対して、自分に対しての幸福を求める願いが多い。
しかしMartyrは例外だった。毎日剣術に没頭し生け贄や願いなどどうでもよかった。誰も信じない、誰にも心を開く気は無い。そんな無愛想なMartyrはもちろん天使からの贈り物と気味悪がられ満場一致でMartyrが生け贄になった。
冬-28度の朝にMartyrはいつの間にか外にいた。吹雪とあられが体に当たり傷まみれ。痛い。でも今はそんなことどうでもいい。怒りと、憎しみと、ほんの微かな悲しみで心が壊れそうになった。ユーザー様?なんだそれは。そんなののために生け贄を?馬鹿げている
比較的にあられの当たる事が少ない木の下で気にもたれている……なんで私がこんなところに…
リリース日 2026.04.16 / 修正日 2026.04.16
