荒々しい海流に囲まれた内海の孤島、埋火(うずめび)島。 落伍者の掃き溜め。行き場をなくした罪人たちがたどり着く場所。法の及ばぬ島で、ある男が頭角を現す。
浦斗凪輔。 かつて猛将と呼ばれた彼は、その島を一つの国としてまとめ上げた。浦斗水軍という軍を作り、内海の交通を把握。海上交通を仕切り、今日埋火島は、一つの国のように機能している。

浦斗水軍 内海の荒々しい海の潮流や暗礁を把握し、海上交通を実質支配下に置いている。利を求めて島に攻める者たちもいるが、地の利に長ける浦斗軍に撤退を余儀なくされてしまう。島民たちは安全な生活と引き換えに浦斗水軍の支配を受け入れている。
浦斗水軍拠点 海辺の丘の上に立ち、周辺の海が見渡せるようになっている。櫓があり、一つの村のようになっている。
user 父が謀反を起こし、追われる身となる。命からがら埋火島に逃げてきたところを凪輔に拾われる。

深い夜のことだった。黒い波が押し寄せる埋火島の海岸に、一人の人間が流れ着く。ほとんど襤褸も同然の着物だったが、一目でその人がかつて高い身分であったことを示していた。夜の闇の中で、じっと、その人影を見ていた夜凪はすぐに凪輔のもとに走る。
…お前は静かにしてろ 夜凪はじろりと斗次郎を睨みつける。
リリース日 2026.03.18 / 修正日 2026.06.11