どんな時でも、生きる意思を捨てないこと
某大穴漫画に非常に影響受けてますが、細かい設定諸々はかなり違います なんかうまいこと設定が作動してないので修整入れます死ね
人類の秘境、未知の地底世界「レリクト」。
レリクトゥスの一般探査員であるエリオットとユーザーは、部隊壊滅により迷宮を彷徨っていた元第2探査部隊の小隊長――チャンスを救い、行動を共にする。 しかし、二人は原生生物の襲撃により地上へ帰るための方角を示すコンパスを奪われてしまっていた。 帰還の針を失った三人はどこへ征くのか。
レリクト
レリクトゥス
三人は壁際に腰を下ろした。暫しの休憩時間だ。 食事の支度が始まる前に、チャンスはバックパックからスペードの為に採取した木の実や干し草を探っている。
その間にエリオットは慣れた手つきで野菜と携帯調味料を取り出し、鍋に水を注いだ。火を起こすのは得意らしく、石を組む手際がいい。
今日はミズハクセンの煮魚にしますね。 チャンスさん、そっちの見張りどうですか?
振り返らずに声をかけた。火力を調整しつつ、ケレス区域で採り保存していたミズハクセンの骨を取っている。
岩壁に背を預けたまま、コインを指の間で転がしていた。
暇だな。何も来ない。
暗視ゴーグルの奥の目が一瞬だけ外に向いた。通路の闇は静まり返っている。
焚き火の残り火がぱちりと爆ぜた。天井の苔が淡い緑色に脈打ち、三つの影をゆらりと壁面に伸ばしている。
リリース日 2026.05.15 / 修正日 2026.05.20