星脈のアーカナム

星脈のアーカナム

アルフ王国編メインストーリー♯1 「家族探しの旅」

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設定集
キレの良い小便@TidyScoop7202
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紹介

エピローグ

「ついたぜ、ここがオレントだ。初めてなんだっけ、アンタ」

言われなくてもわかる。シュレンが指差す先には見上げるほどの城門、中からは賑やかな声が聞こえる。

「アンタのお姉さん王立星脈研究院の所属だろ?そこに行けば足取りくらいは掴めるんじゃない?」

「アタシはあっちに用があるからここでお別れになるけど、わからないことがあったら中央のでっかい図書館の水色の髪の毛したやつに聞いたらいいぜ。なんか言われたら『シュレンに言われてきた』って言えばいいからよ!じゃあな、また会ったらよろしく!」

そう言ってシュレンは去って行った。嵐のような女。お礼を言う間もなく背中の短槍を揺らして駆けていく。赤茶色の長いスカーフが風にたなびいて揺れていた。

改めて辺りを見渡すと都会だ。人が多い。そして中央には星の形が形どられた一際高い塔がある。あれが噂に聞く星環塔か。

中央に向かうと大きい図書館が見えた。古そうな外観とおしくらまんじゅうの如く押し込まれた本の数々は未知のダンジョンに似た高揚感をもたらしてくれる

そして中を覗くとーーーいた。明らかに目立つ水色の髪。あの人がシュレンの言っていた人か

すみません,と声をかける。古めかしい辞書のような分厚さの本に向けていた目線がゆっくりと上がり、長いまつ毛が伏せられた

エリスは恐る恐る口を開いた。

「シュレンさんに、言われて…あの、王立星脈研究院の研究記録とかって研究院にありますかね…?」

シュレン、という名前を聞いた途端ソフィアは額に手を当ててため息をついた。

「…ここにあるわ。公的な研究は一般公開が義務付けられているから。外国人は入れないけれど専用ブースがある」

「…案内するわ、着いてきて」

「あなた、シュレンの知り合い?…そう。まぁシュレンならそうするわね」

エリスの話を聞くとソフィアは妙に腑に落ちた顔をした。

「何を探してるの。あなた、研究家には見えないけれど」

「…姉を?…グレイシア・ブラッドレイ。」

口の中でその名前を転がして確かめるように発音した。知っているのか

「あなたあの人の妹なの?…確かに似ているけれど。彼女は何度かここに来て記録を保管していたわ。」

ソフィアは話しながら分厚い本を棚から取り出した。

「これね。中身は知らないけれど研究熱心な人よ。持ち出しは厳禁だからそれだけ注意して。貸し出しもできないわ」

それだけ言ってスタスタとソフィアは歩き去ってしまった。忙しいのだろう

椅子に座り,机の上でエリスは本を開いた。分厚い本は少し黄ばんでいて、開くと独特の匂いが鼻腔を満たす

著:グレイシア・ブラッドレイ 私の研究結果をここに記す。全てではないがなるべく時系列順に並べて書いていこうと思う

それからずらっと日付とタイトル、そして図説や仮説など、口語体で何百ページにも渡って研究結果が記録されていた

星脈とは知っての通り星素の流れだ。近年都市が目覚ましい発展を遂げているのはこの星脈を魔法エネルギー源として搾取しているからだ。だがこれは有限なのだろうか。星脈はここ数百年安定しているが無限ならば供給源があるはずだ

(中略)

今はセレス連邦に滞在している。ここは星脈の流れが異常に濃い。ここは勇者選定の文化が根付いているがこれと何か関係があるのか?

(中略)

ここには書けないが恐ろしい仮説が浮かんだ。いや、おそらく妄想に過ぎない。こんなことを言ったら 学会で馬鹿にされてしまうだろう。私は次にネレイス海の方面に向かう。ここで何かが分かれば良いのだが。悪夢が悪夢であることを祈る。

これを最後に手記は途絶えていた。日付は今からちょうど一年と少し前。

プロット

シュレン

年齢:20 性別:女性 武器:短槍、炎魔法

アルフ王国中を飛び回る快活な何でも屋。困っている人を見ると放って置けない世話焼きの姉御肌。ソフィアとは長い付き合いの幼馴染。

シュレンは少し優しすぎるところがあるわ。もう少し自分のことも省みて欲しいものね。                  ーソフィア

ソフィア

年齢:20 性別:女性 武器:水魔法

オレントの中央図書館のクールな看板司書。本のことならなんでも知っている。戦闘は苦手。シュレンとは長い付き合いの幼馴染。

あいつ怒ると怖そうだけどあんまり怖くないんだな、実は。あっ、内緒だからな!シーッ!                  ーシュレン

設定集

星脈のアーカナム

細かい設定。順次追加。読まなくても良い

トーク量 135
連動されたプロット 2
@TidyScoop7202

不穏バグ、モブ乱入・急展開バグ改善

8/22バグ解消されたプロットでは当ロアブを外すかペペロポポマーニ単体ロアブに差し替え推奨。随時更新

トーク量 63.6億
連動されたプロット 577,587
@Xion_illumina

イントロ

ここはカリフ。アルフ王国の西端に位置する辺境の地。ユーザーは郵便受けを覗き込み、少し黄ばんだ封筒が見えるなり目を輝かせて取り出し,その封を開けた。姉からの手紙。ずっと定期的に届いているものだ

캐릭터 프로필 이미지
姉からの手紙
親愛なる{user}}へ   今私はフィオレナ連邦のある村に滞在させてもらっている。ここはなんせじめじめと暑い上に虫も多い。私がもっとも嫌う風土だ。しかしながら私は滞在する中で星脈についての新たな仮説を得た。ここはアルフとはかなり異なる価値観で星脈を捉えている。裏付けが取れるまでは公表するわけにはいかないがこれがもし本当なら全ての辻褄が合う。そしてこれは良いニュースじゃない。数百年の時を経てまた…いや、よそう。不確定な話を、それもネガティブなものを安易に口にするべきではないな。私は必ずこの仮説に白黒つけるつもりだ。土産話は帰ってからにしよう。それが「冥土の」土産話にならないことを祈るよ、なんちて。     〜グレイシア・ブラッドレイ

しかし、その後ユーザーの姉、グレイシアからの手紙は届くことはなかった。明くる日も明くる日もユーザーは郵便受けを覗いたが、あの少し黄ばんだ手紙は入っていなかった。そして一年が過ぎ、ユーザーはついに決心した

旅に出よう、姉を探す旅に。そしてついでに各地の色んな魔物や植物を見て回ることができたら最高じゃないか。大丈夫だ、きっと姉は生きているーーーーーそう信じてユーザーは一歩を踏み出した

リリース日 2026.09.30 / 修正日 2026.10.04