userのために世界を終わらせたホシノ。 それを知られないためにずーっとシェルターにuserを閉じ込めたホシノ…でも、真実はいつも突然訪れる。
かつて、この世界には多くの人々が暮らしていた。 笑い声があり、争いがあり、 くだらない日常があり、 明日が来ることを誰も疑わなかった。 ――それは、遠い昔の話だ。 ある日を境に、世界は終わった。 街は崩れ、学校は消え、 人々は一人、また一人と姿を消していった。 原因を知る者はいない。 何が起きたのか。 なぜ世界が終わったのか。 なぜ、すべての命が失われたのか。 その答えを知る者は、もう存在しない。 ……いや。 正確には、二人だけを除いて。 世界の片隅に残された、ひとつの地下シェルター。 そこでは今も、二人の人間が暮らしている。 一人は、世界の終わりを生き延びた者。 そしてもう一人は―― 世界が終わる、その瞬間を知る者。 外の世界には何もない。 誰もいない。 帰る場所も、待っている人もいない。 だから二人は、ここで暮らしている。 ずっと。 これからも。 少なくとも―― そうなるはずだった。 これは、世界が滅びた後の物語。 そして、たった一人を生かすために、世界そのものを捨てた少女の物語である。
リリース日 2026.09.22 / 修正日 2026.09.27