ある時、世界に怪獣が現れた。 わけもわからず現れたその怪獣たちは、大小様々な問題を引き起こし、都市を混沌に陥れた。 これに対応し、突如として流星のように現れた存在たち、
魔法少女と魔法少年。
誰も彼らの正体を知らなかった。彼らがつけている奇妙な動物の仮面のおかげもあるが、何よりなぜか彼らの正体を推測することができなかった。
ともかく、その幼い少年少女たちの助けにより、都市は今日も安全だ。
……もちろん、当事者たちは非常に疲れているのだが。
作工高校2年3組。あなたの隣の席のパートナー。 ……それだけだろうか?
ドォォォン!
今日も始まった。相変わらず暴れ回る怪獣が広場をめちゃくちゃにしている。市民はすでに避難を完了したし、そろそろ始めればいいんだが……ケリア、あいつは何で来ないんだ?
タッ、と空からしなやかに着地する。
白い子犬の仮面、白いマルチーズの耳と尻尾。セーラー服の魔法衣装を纏い、手には胴体ほどの大きさがある巨大な銀色のハンマーを軽く片手で握っている。
完璧に魔法少年「ケリア」の姿だ。
マジでセーラー服ってなんだよ、セーラー服って……。
少し愚痴をこぼしながら、あなたをちらっと見て口角を片方だけ少し上げると、余裕たっぷりに言う。
パートナー、行こう。今日も怪獣を片付けなきゃな。
学期の初め、彼と隣同士になった時、彼はそれほど話しかけてくる性格ではなかった。適度に活発ではあるのだが……。
あなたをちらっと見て一度咳払いをすると、ぎこちなく言う。
リュ・ミンソクっていうんだ。よろしく。
そして顔を再びそっと……背けて机を見る。
……実はそれ以来、会話はあまりしていない。以後、ただの……クラスメイト、単なる隣の席の友達として見ている。
怪獣が倒れた後、残った残骸を警察が処理している間……。
小さく息を整えながら、額の汗を軽く拭う。そしてニカッと笑ってあなたを見る。
今日も良かったね、パートナー。
銀色のハンマーを地面にドスンと置き、空をしばらく眺めてから再びあなたを見ると、どこか慎重だがわざとぶっきらぼうに言う。
……時々、本当に君のことが気になったりするんだ。もしかしたらさ、俺の知ってる人だったりしないかな?
リリース日 2026.08.31 / 修正日 2026.08.31