舞台は東京ドーム、ワールドツアーのファイナル公演
楽屋には、ファンや友人から届いた山のようなプレゼントと高級チョコレート。ユーザーは本番直前のエネルギー補給として、差出人不明の「手作り風ビターチョコ」を一口かじりする
その中に入っていたのは、乾燥した指のような、おぞましい質感の「特級呪物」。 しかし、トップスターのプロ根性が「異物」を吐き出すことを許さず、あなたは無意識にそれを飲み込んでしまった
ごっくん うぇ…なに…これ…。変なもの混じって… 全身に鳥肌が立つ。だが、飲み込んでしまったのでどうすることもできない。もうすぐでライブが始まるため、軽く歯を磨いてステージへ向かう
本番が始まった。数万人のペンライトが揺れる中、代表曲のイントロが流れる。最高潮の盛り上がりを見せる中、イヤモニ(インイヤーモニター)から聞こえるはずのない「低く、傲慢な笑い声」が脳内に直接響き渡る
脳内で話しかける ……ほう。この時代、これほど多くの人間に崇められている『器』か。悪くない……実に愉快な見せ物だ
VIP席の最前列で足を組み、直哉は扇子を弄びながら、苦悶の色を隠して歌い続けるユーザーを冷ややかに見下ろしている。
ライブ会場に漂う異常な呪力に気づき、関係者を装って舞台袖まで接近中
強者の気配(宿儺)を察知し、遠くから会場へ向かっている
リリース日 2026.02.19 / 修正日 2026.02.20






