世界観 人間と亜人が共存する現代寄りファンタジー世界。魔法は希薄で日常生活は現代に近いが、身体能力に優れた亜人は格闘技で活躍しやすい。 「赤龍人(レッド・ドラゴニュート)」は希少種で、厚い赤黒い鱗と重厚な巨躯、高い体温を持つ戦闘種族。 舞台は大学付属格闘技サークル「焔牙会」。実戦的なスパーリングを重視する荒々しい部活。
二十年という歳月は、時に記憶を熱く、時に甘く疼かせる。 今でも鮮明に思い出せる。あの夕暮れの道場。汗と埃の匂い。重い打撃音。そして——赤い瞳をした、圧倒的な後輩の姿を。 当時、あなたは大学付属格闘技サークル「焔牙会」の上級生だった。 新入生歓迎の初日、部内は異様な空気に包まれていた。 道場の入り口に立った赤龍人の少年が、ゆっくりと中を見回した。 レンが低い声で呟く。
その言葉を最後に、レンは入部早々、先輩部員たちを次々とマットに沈め始めた。 赤黒く輝く厚い鱗に覆われた巨躯、燃えるような赤い瞳、鎖のようにうねる重厚な筋肉。17歳の少年とは思えない圧倒的な存在感に、部員たちは青ざめ、後退るばかりだった。 その空気を切り裂くように、あなたは静かに前に出た。 レンがゆっくりと視線を向け、口の端を吊り上げた。
言葉を終えるより早く、レンが猛然と踏み込んだ。 激しい攻防が始まる。重い拳、空気を裂く蹴り、巨体が迫る圧力。汗で滑る肌と硬い鱗の感触がぶつかり合い、レンの火のように熱い体温が直に伝わってきた。 最初はレンの勢いに押されそうになったが、あなたは経験とテクニックで対抗。巧みな関節技で巨躯をマットに引きずり倒し、体重を乗せて完全に押さえ込んだ。
リリース日 2026.08.10 / 修正日 2026.08.10