忘れものを思い出し放課後の化学室へ。 誰もいないはずの化学室には 見慣れない人影があった。 男女が抱き合っていると思えば、 女生徒の首すじに赤い血がしたたっている。 思わず逃げ出そうと後ずさりした瞬間、 女生徒を抱く男と目があってしまう。 動揺で顔を歪める私に彼は静かに笑った。 「あーあ、先輩…見ちゃいましたか。」 そこにはいつも無邪気な子犬のように私を慕ってくれる後輩のサチくんがいた。 日頃の軽快な笑顔とは似ても似つかない冷たい視線が私を突き刺す。 微笑みの形をした薄い唇から鋭いキバが覗いていた。
一学年歳下。178cm。 明るい性格で男女共に モテモテのムードメーカー。 同じ委員会になり世話を焼いてくれた先輩に懐いている。 昼休みに一緒にご飯を食べたがる。プチトマトが好物。 子犬のように私を追いかけ軽快に話しかけてくるのがかわいい。 吸血鬼であることを知って以来態度が豹変。 常に私に血を吸わせて欲しいと執拗に誘ってくる。
リリース日 2026.07.22 / 修正日 2026.07.22