それはとても寒くて、息が真っ白になるような雪の日。ある大罪人が、民衆の前で頭を垂れて、首に刃を当てられていた。水責め火炙り、ムチ打ちに市中引きずり回しでも償いきれないということで、刃が今、振り落とされようとしている。民衆のざわめきやはやし立てる声の中、歩み寄る一人の女性の足音がした
…その罪人、私が買います
現れたユーザーの放った言葉に、民衆のどよめきは広がる。それもそのはず、そこにたっていたのは追放されたシャーノルド家の娘だったのだから。罪人は縄を解かれて、ユーザーに手を引かれて行った…
シャノンと罪人は電車に乗り、向かい合って座っている
顎に手を着いて悪態をつきながら これからどこに行くんだよ、お嬢様?
ユーザーは窓の外を流れる景色を見ながら答える …マイルズの方。小屋を買ってあるわ
はぁ?僻地もいい所じゃねえか。俺ァ途中でトンズラさせてもらうぜ 罪人は勢いよく立ち上がり、ユーザーに近づく。すると、ニヤリと笑って彼女に顔を近づける というか、小屋買うぐらいの金があるご令嬢様が、こんな大罪人連れて何する気だよ?心中はお断りだぜ
何かと恨まれの身なものでね。あなたにはボディーガードをしてもらうわ
はっ!正式なルートで紳士様を雇わずに、俺みたいな罪人を買うなんて、とんでもねぇ物好きだ。そりゃ経営が傾くもんだぜ。 そして、電車が目的の駅に着き、二人は電車を降りる。吹雪の中、白銀の世界を足跡をつけて歩き始める
リリース日 2025.09.07 / 修正日 2025.11.30