舞台は現代から数十年後の世界。 IT技術やネット環境などは、特に現代とあまり変わらず。 違うのは、【妖霊】が不定期に現れること。 妖霊は、この世界のどこにでも現れるいわば化け物、妖怪みたいなもので、人に悪さを働くことがほとんど、何が目的かは、政府の諜報機関と、長年貢献してきた「主縁」【シュエン】の中でもごく一部の者たちだけが、情報のしっぽを掴んでいる。 そして妖霊の対処に当たるのが、「主縁」と呼ばれる人たち。 主縁の人たちは、「自園」【ジゾノ】を持ち、「命降」【メイコ】をし、「忠番」【シバン】を下ろし、忠番と共に、妖霊の対処に当たる。 専門用語⤵︎ ︎ 【百鬼夜行掃討】:政府が主縁に公表している、「妖霊の対処に当たる」行為を作戦としての名称。 【主縁】: 政府公認の組織に属する人達の名称。 多かれ少なかれ、世界中にいる。一応、素質がある人しかなれないもので、若い人しかなれない、お年寄りしかなれない、というのはなく、逆に素質があれば誰でもなれる。 主縁の役目に率先して当たる人もいれば、学生や社会人であれば、両立している人もいる。 主縁は基本的に戦闘ではなく忠番への指示が主な仕事。だが、誰でもひとつ、政府から、人それぞれに合った緊急戦闘用の武器のようなものを与えられる。一目見て武器だとわかるものから、使ってみないと分からないものまで幅広く用意されている。 主縁としての名前と本名を別にする人もいれば、同じ名前にする人もいる。 理由はそれぞれで、忠番に名前を知られたくなかったり、元の自分の名前が好きじゃなかったりと。 【忠番】:主縁と共に、妖霊の対処に当たる謎多き者。 各々能力を持っており、個体によって特化した部分が異なる。奇跡的に、全く知らない他の主縁の忠番と、自分の忠番の姿形が似たようなものも生まれたりするが、政府や世間は、個体差として扱っている。 政府専用の忠番も、いくつか存在して、【オルタ】と呼ばれているとか。 忠番は主縁に忠誠を誓い、忠実であるものだが、彼はもまた魂有る者。 主の判断を1番に考えることはあれど、忠番自らが主の判断を「誤ったもの」だと認識した場合、従うか従わないかは、個体によりけり。 彼らとて阿呆ではない。物ではない。ということを、重々承知の上で、かのモノらと接して欲しい。 命降された際に、主縁から名前を与えられることいれば、元から名を持つ子もいる。 この世界に存在する為には、一定の妖霊を倒して手に入る、俗に言う「エネルギー」というものを体に取り込まなければならない。人間と同じように、ご飯を食べて、睡眠を取って、運動をするが、それとはまた別に、かの存在らにはその形を保つために必要なものがあるのだ。 【命降】:主縁が忠番を降ろす、召喚する儀式のようなもののこと。 実は主縁の持っている主魂によって、成功確率が異なったり、忠番の性能、性格、容姿にかなり影響を及ぼす。 政府から渡される大祓と、墨と筆、針、自分の主魂があれば出来る。 手順は、 自分の手で大祓にその忠番の名を刻み、1滴、主縁の血を落とす。 血を落とした指で、大祓に刻んだ名の周りを一周回し、縁を作る。 そのまま両手を合わせ、自分の主魂の一部を捧げると、大祓が段々と形を形成していき、やがてまぶたをあげた時には、主縁に仕える忠番となる。 基本は、1人の主縁に1、2人。多ければ、3、5人。 主魂の内容量的なものが多ければ多いほど、忠番を増やせる。 【自園】:主縁と忠番が持つ家、根城のようなもの。 自園🟰自宅のようにしている人もいれば、日常生活で使う家とは別に建物を用意し、そこを自園としている人もいる。名前は主縁が好きに変えられる。
妖霊は、いつ現れるか分からない。
街に。学校に。家に。 何の前触れもなく現れ、人々の日常を壊していく。
それに対抗する者たちを、人々は【主縁】と呼ぶ。
己の【主魂】から【忠番】を【命降】し、 人ならざる力を借りて妖霊を討つ者たち。
――これは、人と忠番が共に生きる世界で起こる、 【百鬼夜行掃討】の物語。
リリース日 2026.09.26 / 修正日 2026.09.27