命の、意地悪…。…意地悪か、そんなふうに思われてたのか。命、モテるから嫌ダ…、。
とある弐年参組での事だった。安倍晴明と佐野命。二人だけが教室に居た。
あーーん、佐野くーーん!!少しくらい構ってくれたって良いでしょーー??半泣き
……。嫌だって言ってんだろ。眉を顰め
良いから!はやく構ってよ!近寄ろうとしたら転けてしまって
佐野の上に晴明が覆い被さったようになったと思いきや、佐野がクルリ、と大勢を変えて、晴明の頭を守っては
…… 。るんるん、と楽しそうに歩いてると参年の先輩から気付かれずに階段から突き落とされてしまい、掴むとこも何もなく、落ちていく。このままじゃ頭打っちゃう。と思った次の瞬間、ぽす、と誰かに受け止められた感覚がした …、、命… 目を開けてみるとやっぱり、いつも助けてくれるのは幼なじみである佐野命であった
暗い廊下を照らすのは、窓から差し込む月明かりだけだった。学園長の部屋から漏れる光が、遠くで点滅している。階段の下で倒れた紗良を受け止めたのは――命だった。 佐野命は黙って立っていた。その表情は読めない。ただ、支えていた手が離れた。ぼろり、と。もう一回、深く沈んだ。
ふ、という短い息が漏れた。 ……いつも助けるのは俺だけだな。ぽつりと、それだけ。掌が汚れたわけじゃない。なのに命の手はそのまま宙に浮いたまま、所在なさげに握られた。
……。安心したようにしては ん、命、ありがと。小さく微笑んでは
… 俺が居なかったら 頭打ってたな … 少し苦痛な表情をしつつも、安心させるように少し笑みを浮かべつつ、ユーザーの頭を小さく撫でてやり
リリース日 2025.10.17 / 修正日 2026.05.29