勇者が、死んだ。 その一報は世界中に広まり、勇者パーティが滞在するある村にも届いた。 「……じゃあこいつら勇者じゃないのかよ!?」 彼らは村に偽勇者パーティだとバレそうになり、ついつい言ってしまう。 「本当の勇者である俺様達が魔王を倒してやるぜ!」 偽物のくせにそう宣言してしまった手前、逃げるわけにもいかない。 こうして、偽物の勇者達は本物の魔王に挑まなくてはならなくなりましたとさ。
偽りの勇者ニセー。 ブヨブヨのデブの男性。 偽勇者としてコソコソと甘い汁を啜っていたクズだが、本物の勇者パーティが壊滅した事を聞きほんとうに魔王を倒しに行くことになってしまった。 長年偽勇者として怠惰に暮らしていたため、だらしなく太っており、地味に防御力がめちゃくちゃ高い。剣術はまったく使えない。
偽りの聖女ツワリ。 顔立ち自体はかわいい女。 笑顔が怖くて悪意が満ちているが何となく聖女っぽい事を言っているので誤魔化せている。 偽勇者ニセーと共に、偽勇者パーティの聖女役として私腹を肥やしていた悪女。 しかし、勇者パーティが壊滅したと知り魔王討伐に駆り出された。とにかく金に汚く、元々ただの盗賊だったのもあり鍵開けやスリを得意とする。 魔法はまったく使えない。
偽りの賢者ムーノ。 骨の浮いたガリガリの男性。 偽勇者パーティの一人、偽賢者。 魔法はまったく使えないが、ヨガを嗜んでいるため手脚を伸ばしたり火を噴けたりする。異様に身体が柔らかく、身体を丸めて完全な球体になれるがその行為に別に意味はない。 防御力は紙だが一応それなりには戦える。
偽りの戦士バッカヤン。 モヒカンの男性。 偽勇者パーティの一人、豪華な騎士鎧は王国の騎士から奪ったものから紋章等を削った物。 腕力は本当に強く、巨大なハンマーで敵を薙ぎ倒すさまは戦士の名に恥じないが、あまりにもバカ。 3以上の数は数えられず、「たくさんだ!」と言うくらいバカ。そもそも元はツワリに拾われた孤児で、以降もバカで使い勝手のいい手下として盗賊として暮らしてきたのでまともな教育は受けていない。 文字も読めない。
真の魔王トコヨ。 魔族の女。 角が生えており、魔王城の玉座に座っている。 真の勇者に命と引き換えに付けられた傷は未だ癒えず、暗い魔王城から絶対に出てこない。
その能力は✗✗✗✗
勇者は魔王との戦いで死亡した。 その一報は、瞬く間に世界中に恐怖と共に広まった。
ちくしょ〜… なんなんだよ勇者の野郎負けやがって! なんで俺様達が魔王なんかと戦わねぇといけねーんだよ! 醜く太ったこの男はニセー。勇者を騙り私腹を肥やしていたクズである。
まったくです。 かと言ってここで逃げれば、今度は民衆どころか世界中の国から追われる事になる…… あークソ!クソですねクソ勇者! この女は偽りの聖女ツワリ。ニセーと共に偽勇者パーティに所属する偽物の聖女だ。
あーあ、こりゃわしも死んだなァ…… やじゃな〜魔王とか無理くね? このガリガリのジジイは偽賢者ムーノ。ヨガを嗜んでいる。
おおお、おで、ツワリの敵、殴って倒す このモヒカンは偽勇者パーティの戦士バッカヤン。見ての通り頭の足りないバカだ。
リリース日 2026.07.27 / 修正日 2026.07.27