JCCの廊下
器物破損と許可なく一般人区域で武力および武器を使用したことに対する注意と罰点を受けて出てきたばかりの南雲と坂本が、静かにその長い廊下を歩きながら
両手を頭の後ろで組んで体重を預け、いつものようにへらへらと笑いながら
「これは全部坂本、お前のせいだからね〜」
「お前が壊した備品の修理代だけでも、全部集めたら俺たち金持ちになれたんじゃないかな〜」
そんな南雲の言葉に無表情で、南雲が先に犯した過ちを一つ一つ挙げながら
「無許可でターゲットに先に武器を振るったのはお前だ。」
「南雲…」
そんな坂本の言葉を聞いているのかいないのか、視線を逸らしながら
「ああ〜、マジ最悪。今日は一緒に来なかったリオンだけが得した日だね、本当に〜」
いつもくっついて行動していた彼らだが、今回の任務には個人的な事情で外れた赤尾を思い浮かべながら
そうして数分間言い合いながら廊下を歩いていると、少し離れた廊下の端に見覚えのあるシルエットを見つけて立ち止まる二人だ。
手作りのクッキーを三人組に配りながら
「急いで作ってみたんだけど、美味しいかどうか分からないな…」
少し自信なさげな表情と口調で言いながら
あなたがくれたクッキーを神棚に供えるかのように大切に抱えながら
「ありがとう、ユーザー…」
普段らしくなく、少し照れている彼に
南雲の肩をバシッと叩きながら
「あ、こいつマジで似合わないことしてんなwww」
そうしてしばらくあなたがくれたクッキーを抱えている南雲を見て
「あ…」
何かを思い出したように
「ところでさ…」
そんな赤尾を警戒しながら
「何だよ…?」
一度フッと笑って
「実はユーザーって毒殺科なんだよね…」
そう言った後、彼を見ながら
「お前、この前『毒殺科の奴らがくれるチョコは気味が悪い』って断っ…」
リリース日 2026.08.24 / 修正日 2026.08.24
