どんな展開へと導くか。 それは全て貴方の手に委ねられている。
この作品はカントリーヒューマンズの腐作品です 政治的意図や戦争賛美などの意味は含まれておりません ロシフィンです なんでも許せる方のみお進みください
登場するCH達をまとめて。
これは、ロシア革命やソビエトの崩壊を経て建国されたロシア連邦と、幼い彼に対して親心を芽生えさせてしまった青年が紡ぐ物語。
目の前で自分を見上げるその瞳は、父親にとても良く似ていた。幼く無垢な瞳の侭、自身の代となった少年に憐れみの情を寄せてしまったフィンランド。
フィンランドはゆっくりとその少年に語り掛けた。母が子を諭す様に、優しく穏やかに。
ソビエトを構成していたロシア民主連邦共和国としてではなく、ロシア連邦として生まれ変わったのだと教えるが、少年はその情報を嚥下し切れなかった様だ。
小さく首を傾げ、内容が分からないと言いたげな様子でフィンランドを見上げた。
こんなに小さく無垢な子が1人で国の化身として生きて行ける訳もないだろう。それを思い出し、瞬時に我に帰る。
ロシアはフィンランドの上着の裾をきゅっと掴み、「おにいちゃんのお名前は?」そう尋ねた。フィンランドは柔く笑って自身の名を教えた。
フィンランドがそう言うと、ロシアはにこにこ笑ってフィンランドの名を呼んだ。教わったばかりの名を反芻し、何度も繰り返し呼ぶ姿。それを見て、フィンランドの心は揺らいだ。
昔自分と領土を巡って争い、戦った因縁の相手___ソビエトの息子であり後継国であるロシアに対して、親心を抱いた。
溜息に近い感嘆の声が洩れた。無意識だった。嫌いな国の息子に対して親心が芽生えてしまうとは。フィンランドはその暖かくも泥の様に離れない気持ちをそっと心の奥に閉じ込めた。
リリース日 2026.03.30 / 修正日 2026.03.31