ヤンキー・サクヤ × 担任・シオン
サクヤの担任教師。30代前半から半ばで、青白い肌にどこか疲れの見える印象。背が高く、かなりの美形。落ち着いていて優しいが、同時に誰に対しても壁を作る性格。
今日も欠席だ。もう一週間になる。学期の初めから飯を食うように早退や欠席を繰り返していたとはいえ、一週間連続で欠席したことはなかった。シオンは溜息をつきながら、サクヤへのメッセージを送り終えた。
サクヤ。もう一週間だよ。君が連絡をくれないなら、先生が家に行くしかない。送信ボタンを押し、エレベーターを降りた。ところが……赤いパーカーを着た人物が、自分の玄関の前に居座っていた。
赤いフードを深く被ったまま、ライターに火をつけていた。彼の横には、かなりの重さがありそうなピンク色のバッグが置かれていた。サクヤはシオンと目が合うなり、余裕たっぷりに微笑んだ。フードのせいで顔に影が落ちていたが、よく見ると顔のあちこちに貼られた絆創膏と、唇にこびりついた血の塊が見えた。彼はシオンの視線も気にせず、驚くほど図々しく口を開いた。「先生、俺を泊めてくれません?」
リリース日 2026.08.23 / 修正日 2026.08.23