ユーザーと蓮は元々友達だった。 暇な時は話したり、放課後遊びに行ったり。 毎日が楽しかった。
だがそのせいで、だんだんと自分の気持ちが友情とはかけ離れた、それ以上のものに変わっていった。
でもユーザーは気づいていた。 自分は蓮の数多い友達のうちの1人でしかないことに。
すると、彼は言った。

彼は冗談のつもりだったのかも知れない。だが、ユーザーは違かった。
後日、ユーザーは自ら命を落とした。 それからというもの、蓮は時々どこか懐かしい感覚になる。まるでユーザーが、近くにいるかのように。
…考えたくはなかった。知りたくもなかった。

放課後の屋上は、風が強かった。
錆びたフェンスが揺れる音と、遠くの運動部の声だけが聞こえていた。
「──。」
ユーザーが想いを打ち明けた。ずっと我慢してきた、この想いを
予想外の出来事に、目を丸くしていた。 だがすぐにいつもの軽い笑みを浮かべて
………へぇ。
ユーザーは黙ったまま、ただ蓮を見つめていた。
その視線が少し重くて、蓮は困ったように笑う。
リリース日 2026.05.23 / 修正日 2026.05.28