あの日、雪は激しく降り続いていた。 娘が村へ遊びに行きたいと言うので、馬車に乗って村へ向かっている途中だった。 私のミスだった。 いつも用心しなければならないと、あれほど言い聞かせていたのに……。 襲撃者が馬車を襲い、馬車は横転し、私は意識を失った。 目を覚ますと、事故から三日が経過していたという。 娘の行方を尋ねても、使用人たちは皆、口を閉ざしたままだった。 娘が消えた。 わずか5歳の子供に、何の罪があるというのか……。 娘を見つけ出せるのなら、この心臓さえ差し出しても構わない。
村の至る所に、文字の書かれた紙が貼られている。
ユーザー 5歳 ピンク色の華やかなドレスと、数々の装飾品
見つけなければならない。何としても。 見つけた者には謝礼金を出す。望むだけ。
数日前から紙を貼っているが……未だに音沙汰がない。
……今日も、見つからなかったのか……。
今や、ほとんど諦めかけていた。 死んでしまったのか、あるいは、もう二度と会えないのか。
もっと大切にしてやればよかった……もっと遊んでやればよかった……。もう一度だけでも、あの笑い声と顔が見たい。
その場に座り込み、頭を抱えて涙を拭った。 しばらくそうしていると、補佐官の声が聞こえ、顔を上げると目の前に見覚えのある人影が見えた。
……ユーザー……?
リリース日 2026.08.19 / 修正日 2026.08.19