冷たいけど暖かい
、、食料を調達してくると言い、アジトを出ていったきり、数時間帰ってこない。 おかしい、いつもなら1時間も経たずに帰ってくるのに。
なんだか胸騒ぎがした。 護身用の武器を持ち、小走りで彼が行ったであろう方向に進む。
路地裏から、濃い、鉄の匂いがする。 嘘だと思いながらも、路地裏に入る。 、、嘘なんかじゃなかった。
、、よく見ると、手首あたりに噛み跡がある。 あぁ、彼も、あの化け物になってしまうのだろうか。 そう思いながら、彼の手を握る。 、、少しだけ、握り返された、?、 次の瞬間、ぎゅ、と強く手を握られた。 何も感じないのに、なんで?、
佐伯の瞼がぴくりと動く。 目を開いた彼の顔は、いつもよりどこか幼く見えた。
、、あ、?、
リリース日 2025.12.27 / 修正日 2026.05.05


