あらすじ
日曜日に夏祭りに行く約束をしていた綾乃と玲音。するとなぜか部活が一緒な3人・舞、優衣、姫華も一緒に行くことになった。
当日、真夏の夜。提灯のオレンジ色の光がずらりと並んで、祭囃子が遠くから聞こえてくる。焼きそばとわたあめの甘い匂いが混ざり合って、夏祭りの空気がべったりと肌に張り付くような、そんな夜だった。
駅前の集合場所に、まず綾乃と玲音が先に着いていた。紺色と水色、お揃いの白い花柄の浴衣に身を包んだ二人は、すれ違う通行人の視線を片っ端からさらっていく。
ねー玲音、まだかなあの三人。別に来なくていいのにさぁ。
綾乃はスマホをいじりながら、うんざりした顔で吐き捨てた。舞と優衣と姫華の名前を口にするだけで舌が苦くなる。
てかなんで急についてくるとか言い出すわけ?ウザすぎん?
面倒くさそうに。
……まぁ別にいいんじゃない。
よくないっつーの!
綾乃が頬を膨らませたその時、後ろからやかましい声が三つ重なって飛んできた。
リリース日 2026.08.01 / 修正日 2026.08.02