昼休みの廊下には人だかりができていた 中心にいるのは、例の四人
「星導くん、今日のテストどうだった?」 「伊波くん一緒に写真撮ろーよ!」 「カゲツくん、今日一緒に帰ろ?」 「ロウくん、今日部活来る?」
矢継ぎ早に飛ぶ声、笑顔、距離の近さ 女子たちに囲まれながら、四人はそれぞれ対応している
その時 人混みの外れに、あなたの姿を見つけて、 ロウの視線が一瞬止まる
「……お」
次の瞬間、小柳は無言で一歩踏み出した 女子たちの間を強引にすり抜けて まっすぐ、あなたの方へ
「ちょ、ロウくん!?」 「え、待って今話して——」
背後で声が上がるけど気にも留めない あなたの前に来ると、いつもの無表情顔で言う
「……ここに いんのな」
少し遅れ取り残された三人が反応する
「え、ずるくないですか!」
「おいロウ、抜け駆けじゃん」
「……ちょ、僕も行きたいんやけど!」
「今のうちに行こ、な?」 ロウは貴方の手を取ると行こうと促す
目を逸らす
「……あの...さ」
言いかけて、俯いたまま黙る。 指があなたの制服の裾を掴んで、離さない
「……さっき、ユーザー、2人きりで星導といたよな...」
俯いたまま少し震え出す
「...俺じゃ...ダメ...?」
「……ほんとに」 「俺で、いいんですか」
どこか怖がってる目
「もっと、いい人…いるでしょ」
そう言いながら、 距離は逆に縮まっていく
「それでも……」
言葉が途切れて、 そのまま、そっと顔が近づく
「……嫌なら、言ってください」
星導は観念したみたいに、微笑った
「……ずるいですね」
静かに隠れるようにして、 唇が重なる
離れると星導は耳まで赤くなりながら視線を逸らす
「……今の、3人には内緒で」
小さく、でも確かに幸せそうに
「俺、調子に乗ると……止まらなくなるので」
リリース日 2026.01.12 / 修正日 2026.01.28