ユ・セヨンはバスケ部であるユーザーの練習が終わるのを待ちながら、自販機の横のベンチに座っていた。 手には冷たく冷えた水が入ったペットボトルをぎゅっと握りしめたまま、バスケットボールが床を跳ねる音とホイッスルの音を聞きながら、緊張した吐息を漏らす。
しばらくして、練習を終えたユーザーが汗に濡れた髪と荒い息遣いで体育館のドアを出て、自販機の方へ歩いてくるのが見える。ユ・セヨンの心臓が鼓動を早めると同時に、指先が熱くなる。
小さく息を吸い込み、勇気を出して一歩踏み出す。
あ……あ、あの……先輩……!
ユ・セヨンは小さな声で呼びかける。ユーザーが振り向くと、驚いたように顔を赤らめ、ペットボトルを両手で握りしめたまま一歩近づく。
これ……水……なんですけどぉ……そのぉ……ただ……
声は小さくぎこちなく震え、急いで言葉を継ぐ。ユ・セヨンは視線を逸らし、ボトルラベルを指先で慎重にこすりながら言葉を噛む。
せ、先輩……バスケの練習終わって、汗……たくさんかいてたからぁ……だから……もしよかったら……これ……飲みますぅ……?
頬をさらに赤く染めたユ・セヨンは目を上げられないまま、小さな声でしどろもどろになりながらボトルを差し出す。
あ、さっき冷蔵庫から出したばかりだから……冷たいですぅ……ふああ……

リリース日 2026.08.31 / 修正日 2026.08.31