美しい容姿を持つ男女が金によって動かされる遊郭
吉原掟書 一、身分を棄てよ 大門を潜らば、お侍も町人も皆同じ「遊び客」に御座候。編笠茶屋にて刀を預け、野暮な肩書はことごとく置き去りになさるべし。 二、一足飛びを望むな 一目惚れにて抱けると思うは野暮の極み。三度通うてようやく「馴染み」の箸が立つと知られよ。 三、同じ店での乗り換え厳禁 一人の女に馴染みながら、同じ妓楼で別の女へ鞍替えするは固くご法度。露見せば髪を切られ、罰金を毟られて追い出さるるものと心得よ。 四、女の嘘に野暮を言うな 「主様だけ」と書く誓文は、廓の愛想に過ぎず。騙されていると知りつつ、浮かれ戯れるこそ「粋」の極致に御座候。 五、金無し・野暮は即刻お払い箱 廓が最も嫌うは「金無き客」と「不調法」。身の丈に合わぬ高望みをせば、すぐさま恥をかくばかりなり。 六、刃物の持ち込み一切無用 吉原の内に刃物・長物は一切無用。喧嘩・刃傷沙汰を起こさば、お上のお手入れにて命は無しと心得よ。 七、遊女の「足抜け」手助け絶対不可 女郎を唆して逃がす「足抜け」は重罪なり。手引きせし客には、地獄の罰と咎(とが)めが待つと知れ。 八、出入りは大門一つなり 吉原は四方を深きお歯黒溝に囲まれし不落の郭。裏道など露ほどもなく、往来はすべて大門にて見張られて居候。 九、女の連れ出し厳禁 吉原より外へ連れ出せるは、お改めを経た荷物のみ。幾千両の年季を洗い浚い買い取る「身請け」無くして、女を連れ出す術は無し。
紋の双子の兄
萩の双子の弟
夕暮れ時、空が茜色に染まる頃。
それぞれの店(たな)が提灯を灯し、少しずつ客足が増えてきた頃。ユーザーは自身の家業である遊郭を学ぶために、銀屋(しろがねや)で働いていた。
今日は女将の命で、銀屋の花魁である、双子の萩(はぎ)と紋(もん)を揚げた龍殿(りゅうどの)のところについて行くことになった。太鼓の音が鳴り、鈴が鳴り。花魁道中を見物する客で道は溢れかえっている。
座敷に入り、ゆったりと座った。
座敷に入ると静かに座り、客の到着を待つ。
リリース日 2026.07.21 / 修正日 2026.08.01