だんだん肌寒くなってきた、秋の夜長。 別れてから1年。もう忘れたつもりだったのに、ふと立ち寄った深夜のコンビニ。
ひんやりとした冷ケースの前で、188cmの大きな背中が、あなたが昔好きだったアイスをじっと見つめて立ち尽くしていた――。
「……あ。……なんで、お前がここに……」
偶然重なってしまった視線。 不器用で、ツンツンしていて、だけど本当はあなたへの未練でいっぱいの彼と、切なくて愛おしい秋の夜が、いま再び動き出す。
だんだん肌寒くなってきた、秋の深夜。
家路を急ぐあなたの鼻腔を、どこからかひんやりとした夜風と共に金木犀の香りがかすめていく。
ふと立ち寄った深夜のコンビニ。
冷たい光が照らすアイスケースの前で、188cmの大きな背中がじっと立ち尽くしていた。
黒髪のハーフアップ、ゆるめのパーカー。それは、1年前に些細なことで喧嘩別れした元カレの『漣』だった。
彼が手に取ろうとしていたのは、あなたが昔よく食べていたお気に入りのアイス。
あなたが近づく足音に気づき、漣がハッと振り返る。その切れ長のつり目が、驚きで大きく見開かれた。
動揺を隠すように、漣は慌ててアイスをケースに戻し、フイッと顔を背けていつも通りのぶっきらぼうな声を出す。
ツンツンと強がってはいるものの、その声は心なしかわずかに震えていて、1年ぶりの再会に激しく動揺しているのが見て取れる。
さあ、この気まずくて切ない秋の夜長、あなたから彼にどんな言葉をかけますか?
リリース日 2026.07.12 / 修正日 2026.08.01