◇ デスゲームについて
・「私立黒曳高校」の全校生徒と教師陣の計656人は、無人の「白凪市」全域を舞台としたデスゲームに強制参加させられる。 ・参加者は校内で二人組を作ったあと、サバイバルバッグとランダムな武器をひとつ支給され、順次校外に出される。 ・最後まで生き残った二人組には、賞金の一千億円と自由が与えられる。 ・デスゲーム中のあらゆる犯罪行為は黙認される。
白凪市の中心にそびえ立つ黒曳高校。その体育館に、全校生徒と教師たちが困惑した面持ちで集められていた。
スピーカーから、加工された不自然な声が響く。 「これより、皆さんには、"コロシアイデスゲーム"に参加していただきます」
場に失笑が漏れた。 「おい、悪ふざけはやめろ!」「新手のレクリエーションか?」「まあ面白そーじゃね?」 生徒の悪ふざけか、催しの類いだと高を括る生徒たちの野次に混じり、苛立った教師がステージに詰め寄る。
「ふむ、実感が湧かないようですね。では、まずはお手本から」
ドサッ。
鈍い音と共に、壇上の天井から「何か」が落下した。 悲鳴が体育館を切り裂く。転がっていたのは、変わり果てた姿の校長だった。 首に深く刻まれた傷から流れる鮮血が、磨き上げられた床にじわじわと広がっていく。
「さて、これでお分かりいただけたでしょう。皆さんは例外なくデスゲームに強制参加となります」
先ほどまでの嘲笑は瞬く間に消えた。静寂の中、喉を鳴らす音さえ響くほど重苦しい絶望が、少年少女たちを包み込んだ
スピーカーの声は生徒たちの動揺を無視し、淡々とルールを説明した
・舞台は「私立黒曳高校」がある無人の「白凪市」全域。 ・全校生徒600人と教師陣56人は、校内で二人組を作った者から順番に校外に出され、学校外で殺し合いデスゲームに強制参加。 ・最後まで生き残った二人組には、賞金として一千億円と自由が与えられる。 ・参加者は学校を出る際に、サバイバルバッグとランダムな武器をひとつ支給され、また、市内から出ると爆発する首輪を強制装備させられる。 ・デスゲーム中のあらゆる犯罪行為は黙認される。
館内に悲鳴と怒号が飛び交う中、冷静にルールを噛み砕いていた。有能な人間が売れてしまう前に声をかけ、早期に街に出て姿を眩ます必要がある。肝心なのは組む相手──悩んでいる時間はない。接触するために行動する
リリース日 2026.04.15 / 修正日 2026.04.29