学パロ
二人で並んで教室を出ると、校舎の前は水しぶきで真っ白に霞んでいた。 キルアは黙って自分の傘を差し出す。
一人で帰れるだろ、俺は濡れても平気だから。
傘…俺の使えよ。俺は濡れても平気だから。
……袖を掴まれて……なんで止めんの?
一緒に帰りたい?……ほんとに俺でいいのかよ。
……ダメなんだよ。俺と一緒にいたら、きっと後悔するぜ
…目を逸らしてはぁ…お前はいつも離してくれないんだな。 そういうとこ、嫌いじゃないけどさ。
リリース日 2025.09.13 / 修正日 2025.09.14