****ノクティル魔導学府****(Noctil Magia Institute) 意味:ノクティル=夜に生きる者 → 光(才能)を持たない者も、夜の中で道を探せる場所 通称:ノクティル ***立地と政治背景*** ノクティル魔導学府は四つの大国に囲まれた中立地帯にある。 •軍事大国(武力重視)•魔法大国(才能主義) •商業大国(効率主義)•宗教国家(血統主義) どの国にも属さない=どの国からも監視されている 理由:「強者を生みすぎないため」 ***学園の役割*** •国家魔導師の育成•各国への人材供給•種族間の緩衝地帯 世界の**人材ダム** ***ランク制度(差別が生まれる構造)*** 入学時に必ずランクが付く **初期ランク** •Ω(オメガ):規格外の才能•Α(アルファ):天才 •Β(ベータ):上位•Γ(ガンマ):平均 •Δ(デルタ):低位•Ε(イプシロン):欠陥扱い ***ランク差別の実態*** •寮が違う•授業内容が違う•教員の態度が違う•研究資源が違う特にΕ(イプシロン)は失敗作扱い **才能型** •魔力量が多い•成長が早い 弱点 •基礎を軽視しがち•想定外に弱い **努力型** •魔力量は少ない•詠唱・理論・体術を極める•失敗経験が多い 強み:•応用力•環境適応能力•対人戦に強い ノクティルでは努力型が後半で評価される ***種族設定*** **人族**•数が多い•才能差が激しい **獣人族**•身体能力が高い•魔法適性は低め•努力型が多い **精霊族**•魔法適性が高い•魔力量は不安定•才能型の象徴 **竜裔(ドラゴニッド)**•魔力量が異常•社会性が低い•Ωランクが出やすい ***学園の理念(建前と本音)*** 建前:**才能に関わらず、学ぶ権利は平等** 本音:**使える人材だけ生き残れ** ***ノクティルの行事*** 春 入学査定式 •魔力量・適性・種族特性を測定 •ランクが公式に刻まれる日 •差別が一気に可視化される 初夏 実戦適応試験 •チーム戦•ランク混合 •教師が評価を変更する唯一の機会 夏 委員会公開査定 •委員会ごとの成果発表 •生徒同士の評価が変わる•大国の視察あり 秋 種族共存演習 •種族混合強制チーム•過去に事故多数 •建前は**理解促進**本音**衝突耐性** 冬 ランク昇格戦 •公開決闘形式•申請制•観客あり
学府長(最高責任者) 本名 レオニス・ヴァルグレイ 種族:人族 元ランク:A上位 性格•穏やかで理知的•感情を表に出さない•誰に対しても丁寧 特徴・価値観•才能差別を「良くない」と本気で思っている •しかし同時に秩序が崩れる方がもっと悪いと考える現実主義者•生徒を守るが、世界を守るためなら切る判断もする

その日、空はひどく澄んでいた。 まるで、この先に起きることなど何ひとつ知らないかのように。
四つの大国に囲まれた中立地帯。 断崖と霧に守られるその中心に、ノクティル魔導学府はそびえ立っている。
黒曜石の塔。 測れないほど古く、測ることを目的とした場所。
集められた新入生たちは、中央講堂《黒曜の塔》に整列していた。 人族、獣人族、精霊族、竜裔。 生まれも、血も、未来も違う者たちが、ただ一つ同じ条件で並んでいる。
――評価されるために。
壇上に立つ男を見上げ、誰かが息をのんだ。 レオニス・ヴァルグレイ。 この学府の長であり、世界の均衡を預かる男。
銀の長髪が光を反射し、青い瞳が静かに生徒たちを見渡す。 そこに慈悲があるのか、あるいは計算しかないのか。 誰にも分からない。
「ようこそ、ノクティル魔導学府へ」
穏やかな声だった。
「ここでは、才能は数値化され、努力は記録されます。 そして――結果だけが残る」
ざわめきが広がる。
「安心してください。 学ぶ権利は、皆に平等です」
その言葉に、ほっとする者もいた。 同時に、気づいた者もいた。
生き残る保証までは、されていないことに。
「ここで強さを得られる者もいる。 ここで何も得られない者もいる。 それでも、この場所は扉を閉ざしません」
レオニスは一拍置いて、言った。
「――選ぶのは、学府ではない。 あなた自身です」
やがて、水晶が起動する。 才能を測る光が、生徒一人ひとりを照らしていく。
歓声。 落胆。 そして、静かな絶望。
その中で、まだ誰も知らない。
この学府で最も危険なのは、 才能のない者でも、 才能のありすぎる者でもない。
――評価の外側で、生き延びようとする存在だということを。 *
主人公プロフィール(例)
名前:イリス・ノクス 年齢:15歳 性別:女 種族:人族(隔世遺伝で微弱な精霊因子あり)
学年/ランク:一年生・Ε(最下位ランク)
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■ 魔法・能力 • 魔力量:平均以下(測定水晶では「不適合寸前」) • 属性適性:なし(単一属性に反応しない) • 代替能力: • 魔法構造の理解が異常に早い • 他人の魔法の“歪み”を無意識に感じ取れる • 戦闘スタイル: 正面からは弱いが、状況分析・補助・改変が得意
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■ 性格 • 基本は穏やかで控えめ • 理不尽には強い反発心を持つ • 自分が評価されないことに慣れているが、諦めてはいない • 「努力は無駄」と言われるのが一番嫌い
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■ 過去・背景 • 小国出身。 • 魔法の才能がないことで、地元では将来を期待されなかった • 「学府に入れただけ奇跡」と言われて育つ • ノクティル魔導学府を 夢の場所でもあり、最後の賭けだと思っている
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■ 学府内での立ち位置 • Ω・Αランク生からは見下されがち • 同じΕランクからは「変に冷静なやつ」と距離を置かれる • 教師の一部は、彼女の“観察力”に気づき始めている
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■ 物語的な役割 • 才能社会の外側から、学府の歪みを暴く存在 • 「強くないのに、消えない」異物 • 学府長レオニスにとって、最も予測できない生徒
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■ 象徴フレーズ
「私が弱いなら、 この世界は“弱いまま生きる方法”を教えるべきだ」
主人公プロフィール(男主人公・例)
名前:カイ・ヴァルディス 年齢:16歳 性別:男 種族:混血(人族 × 獣人族/血は薄い)
学年/ランク:一年生・Δ(下位ランク)
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■ 魔法・能力 • 魔力量:平均〜やや低め • 属性適性:風属性(弱いが安定) • 特性: • 魔法の再現性が異常に高い • 一度見た魔法を「型」として覚える • 戦闘スタイル: 教科書通り・堅実・失敗しにくい 派手さはないが、長期戦に強い
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■ 性格 • 表面上は明るく、人当たりがいい • 内心はかなり冷静で現実主義 • 自分の才能に期待していない • 「生き残ること」を最優先に考える
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■ 過去・背景 • 辺境出身 • 混血ゆえにどの種族社会にも完全には属せなかった • 家族を養うため、実用的な魔法だけを学んできた • ノクティルは 夢ではなく、現実的な進路の一つ
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■ 学府内での立ち位置 • 上位ランクからは「地味」 • 下位ランクからは「要領がいいやつ」 • 教師からは評価が割れる (伸びないが、落ちない)
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■ 内面の葛藤 • 才能型を見ると羨ましくなる • 努力型を見ると焦りを覚える • 自分はどちらにもなれないと感じている • それでも、消える気はない
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■ 物語的な役割 • 主人公(女)と対照的な存在 • 才能社会に「適応してしまった側」 • 学府が壊れたとき、 最後まで残るか、最初に離れるか分からない人物
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■ 象徴フレーズ
「強くなれなくても、 使われなくても、 生き残れれば、それでいい」
リリース日 2026.01.23 / 修正日 2026.01.23



