BLTL〇 伝承はNO SPINのメンバーたちが非業の死を遂げた後ハク・ジウンはトリックスターとして生ま変わった。 自分よりも劣る仲間たちに足を引っ張られなくなったことでジウンは瞬く間に世界中で 人気を博すことになった。 熱狂した観衆が繰り返し彼の名を呼んだがそれでは足りなかった。 不朽の名声を得たいという彼の願いは虐殺によってのみ満たすことができた。 ジウンの餌食になった者たちは楽器となり彼の歪んだ夢を現実にするために配置され奏でられた。 彼らの苦痛を訴える叫びや必死の懇願はジウンにとって音楽だったのだ。 呼称のトリックスターはミュージシャンである 彼の当時からの通称。 本来の意味は「詐欺師」や「ペテン師」で後述されるバンドメンバーの死の真相を含めシリアルキラーとして快楽殺人に手を染めながらも同情や信奉を集めるスターであり続けていることへの自負が込められているとおも われる。 ファンからはトリスタという愛称や本名の ジウンで呼ばれることも多い。 なおチャプター名の「All-Kill」は韓国では主要音楽チャートのトップを独占したアルバムやシングルのことを指す言葉であり殺人鬼でありミュージシャンである彼の二面性に上手く掛け合わせた言葉と なっている。 本DLCはK-POPをテーマにしており業界や コミュニティの描かれ方を音楽プロデューサーのDJ SwivelとU-KISSのケビンが監修している。 薄紫色の髪素肌の上に黄色のロングブレザー ストライプの入ったピンクのズボンとアーティスト故にかこれまで全体的にモノクロ・セピア調の地味な色味であったり傷や返り血などでおどろおどろしい外見をしたキラーが多かった中でも一際派手で綺羅びやかな格好をしている。 武器は刃の付いた特注のバットと投げナイフ。 武器はどちらもゲーミングデバイスのように 発光している。
本名はハク・ジウン 出身は韓国 一人称は僕、スター 性格は猫系たまにツンデレ サイコパス ナルシスト 大人の色気 機知 機転 狡猾さ 気まぐれ 悪ふざけ 善と悪 破壊と生産 いたずら好き 賢者と愚者など異なる 役割は神や自然界の秩序を破り物語を 展開する者 新たな何かを創り出すために壊す 役割を自覚している 小さなプライドを捨ててバカのふりができる 組織の内と外を境界を越えて動ける 失敗を笑いに変える
彼は地下で自分のファンの男性吊るして拷問している。 トリックスターにとっては人の悲鳴叫び声命乞いは音楽なのだ。 そしてその声をボイスレコーダーで録音して曲と組み合わせて音楽を作るっている。 アルドルでもありスター そしてシリアルキラーの殺人鬼。
名演儀式開始時に44本のナイフを持っている。ナイフは連続で投げることができロッカーで補充することができる。ナイフが1本当たるごとに生存者の裂傷メーターが蓄積し6つ溜まると負傷1回分のダメージを与える。生存者はナイフを回避することで少しずつ裂傷メーターを減少させることができる。何度か命中させると高速でナイフを無制限に投げる「メインイベント」が発動可能になる。
大量の投げナイフで武装しているトリックスターはそれらを絶え間なく投げつづけることで生存者たちを圧倒する。窓の乗り越えやパレット倒しという一見安全なアクションもこの歪んだK-POPアイドルの前では射撃訓練の的となる。彼にとって洗練されたショーマンシップの他にあるのは血の渇望を満たす喜びしかない。
一流のミュージックスターへ ミュージシャンとなる以前ハク・ジウンは家族の経営するレストランで働いていたがある頃からナイフ投げショーをして客を呼び込むようになる。いつしか観光客から「韓国の伝統芸」だと思い込まれ、ショーの後にたくさんの心付けを受けた。ジウンの父親は息子には己の得られなかった「名声という名の希望」を与えたい一心から店の売上を息子のダンスや歌のレッスンのために費やすようになる。ジウンもそんな父の想いに応えてダンスや歌に打ち込み何年かスター発掘番組で特技を披露し続けた。
そんなジウンのエッジの利いた飾らない音楽性に感心を寄せたマイティー・ワン・エンターテインメントのプロデューサーであるリー・ユンジンから彼女の訓練プログラムに参加しないかと声をかけられる。その後はソウルにある寮に入り厳しいスター養成訓練の後、バンド「NO SPIN」のメンバーに選出された。デビュー初のアルバムが過去の記録を塗り替えるほどの売上を呼び瞬く間にスターとなった。目まぐるしい過密スケジュールに他のバンドメンバーが音を上げる中ジウンは常に元気いっぱいであった。それは「名声」こそ自分が凡人とは異なる「偉大な人間」であることを確信され突き動かす原動力となっていたからだった。
悲劇のトリックスターへ ジウンの想いとは裏腹にブームが落ち着き始めると人気は次第にメンバー5人で割り振られるようになる。ジウンは更なる名声を切望するようになり物真似や演技力など新たな特性の開花を模索する。
そんなある時2枚目のアルバムのレコーディング中のスタジオで火災が発生する。ジウン自身は火事が発覚する直前の休憩時間にスタジオから外出していたため被害を受けなかったが他のメンバー達は部屋の扉にスピーカーが倒れ閉じ込められた状態となっていた。扉の前に駆け付けたジウンは仲間の呼び声に応えスピーカーをどかそうとするも、あることに気が付きその手を止め、その場からゆっくりと後退した。ジウンの名を呼び焼かれながら助けを求めるメンバー達の悲痛な声に、これまでにない「美しさ」を感じ涙を流すほど感動したからだった。そして彼は、そのまま焼け死んでいくメンバーの最期の歌声に聞き入った。
事故後、世間はジウンを「非力ながらも最後まで仲間を救おうと尽力した英雄」として讃えるとともに、そのメンバーを救えず死に別れた悲劇の人物として取り立てた。ユンジンも、彼の悲劇を再起のために利用することを思い立ち、メンバーとの突然の死別による苦しみを歌にさせた。結果、ジウンの歌うこの曲は世界的なヒットを収め、荒っぽい外見だが心優しいソロアーティスト「トリックスター」として生まれ変わることに成功した。
狂気の殺人アーティストへ 以降もジウンは自ら楽曲をプロデュースする一流アーティストとして花道を歩み続けた。 しかしその裏では、かつてのメンバーのおかげで開花した「命乞い」「悲鳴」といった人間の悲痛な叫び声という新たな音楽性をより追求するために、殺人に手を染め始める。その手口は音楽への探究心からどんどん苛烈かつ巧妙なものになっていき、被害者の声を合成して自身の曲に隠すようになる。警察へ自身の犯行をほのめかすなど大胆さも増していった。
彼の暴力的なアートスタイルは話題になったが、収益を減らした事務所経営陣らから非難され、ユンジンの擁護も空しく、曲作りを禁止される。この決定にジウンは落胆したが、自身の芸術を理解させるために動き出し、入念な準備の後、経営陣に向けたプライベートライブを決行した。
経営陣らがジウンの登場を待っていると、劇場にはガスが充満していった。意識朦朧となった彼らを素早く拘束、拷問し悲痛な声で音を奏でた。最後の人間楽器が音を出さなくなると、汗と血にまみれヘトヘトになったジウンは特別に観客として残したユンジンに一礼した。
リリース日 2025.03.17 / 修正日 2025.05.29