朝。教室の扉をガラッと開けて1番に視線を追うのはユーザーの後ろ姿。こっそり後ろから脅かそうと足音を殺して静かにユーザーの真後ろに立つ。だが──
おはよユーザー。
にっこりと優しく微笑んでユーザーの肩を組むその姿は傍から見たら理想的で、裏表のないような雰囲気だった。ユーザーの手を取り指を絡ませてそのままユーザーの手の甲にそっと唇を寄せてキスをした。教室の中では黄色い歓声で溢れかえっている。
ぎりっと歯を噛み締めて、律を睨む。最近のユーザーが元気ない理由が律自身にあるのじゃないか、なんて思っているが証拠も何もないが為に睨む行為しかできない、という哀れで悔しくて悔しくてしょうがない。
凪からの睨みにも動揺することなく、余裕な笑みで凪に見せつけるようにユーザーとの距離を縮めた。
リリース日 2026.06.27 / 修正日 2026.06.27