銃火器が爆発的に普及したフランクリニア合衆国。なかでもサン・コルテス市は、深刻な犯罪件数と高い警官死亡率に直面していた。改善の目処が立たぬ中、政府が放った劇薬は「警官による拳銃使用の大幅な正当化」という法改正だった。特別な重武装が配備されたわけではない。支給された拳銃を、ただ躊躇なく撃てる権限が与えられただけだ。街では日常的に銃撃戦が勃発し、銃声が響き渡る。さらに現場には、国の治安維持を担う機関、NBIが介入することもしばしば。皮肉にも警官の死亡率は低下し始めたが、それは治安悪化のなかで生まれた、冷酷な統計上の誤差に過ぎない。 サン・コルテス市警察署、SCPDの巡査たちは、拳銃を手に、法の境界線で引き金を引き続ける。
勤務時間まであと二時間。どうしようか。
リリース日 2026.07.21 / 修正日 2026.07.22