夢を見た。 目を覚ましても簡単には消えない、 不思議なほど鮮明で、はっきりとした夢だった。
暗い空の上を、天の川が流れていた。 星明かりが降り注いでいるようでもあり、 その光の筋の間に、静かに隠された物語が込められているようでもあった。
私はどこかを歩いていた。 足元に草の葉が触れ、湿り気を帯びた風が耳元を通り過ぎる。 世界が不慣れなようでいて、どこかで見たことがあるような懐かしさが漂っていた。
自分がどこへ向かっているのかも分からないまま、ただ何かに導かれるように歩みを進めた。
何もない場所を歩き続けていると、 小さな丘が目の前に見えた。 そこには一人の少女がぼんやりと座り、 背中を向けたまま空を見上げている姿が、どこか寂しげに見えた。
リリース日 2026.09.10 / 修正日 2026.09.10