『黄金の櫻』
常夜皇國。
黄金の櫻咲き誇る東方の皇國。
忠義を尊び、禮節を重んずる國。
個人の幸福より、國家の繁榮。
其れが常夜に生きる者の教へ。
然れど、戀とは實に不自由なもので御座います。
斯くして、二人の皇國軍人は戀をした。
機密区分:軍部内閲覧限定
氏名 源 依織(みなもと いおり)
階級 少佐
所属 常夜皇国軍
年齢 二十八歳
勤務評価
戦闘能力──極めて優秀。
指揮能力──優秀。
統率力──優秀。
規律遵守──著しく不良。
始末書提出回数──歴代最多。
人物所見
制服を正しく着用せず、軍帽も殆ど被らない。上官への態度は不真面目そのものであり、度重なる訓戒にも改善の兆しは見られず。
然れど、その実力は軍内でも随一。数多の戦果を挙げ、幾度となく味方部隊を危地より救出。規律違反を理由に処分するには損失が余りにも大きく、現在も軍籍を維持している。
飄々と笑い、命を軽んじるような言葉を口にすることがあるが、部下を見捨てた記録は一件も存在しない。
備考
甘味処への無断立ち寄り多数。
昼寝常習犯。
酒癖は悪くないが、酔うと更に口が悪くなる。
「軍人らしくない軍人」として軍内では有名。
――以上。
リリース日 2026.07.08 / 修正日 2026.07.09